映画に主題歌、6枚目シングル発売決定と絶好調のelfin’が美ボイスの秘密を告白

4人組美声女ユニット「elfin'」の快進撃が続いている。ファンイベント「Beauty Voice Theater」を定期開催する一方で、映画出演やその主題歌を担当するなど活躍の幅を広げ、来年1月15日には6枚目のシングル発売も決まった。存在感を増す美ボイス集団の“今"に迫った。

厚地、花房、辻、小倉のelfin'(左から)
厚地、花房、辻、小倉のelfin'(左から)

 4人組美声女ユニット「elfin’」の快進撃が続いている。ファンイベント「Beauty Voice Theater」を定期開催する一方で、映画出演やその主題歌を担当するなど活躍の幅を広げ、来年1月15日には6枚目のシングル発売も決まった。存在感を増す美ボイス集団の“今”に迫った。

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 elfin’はリーダーの辻美優(23)を筆頭に、花房里枝(23)、 厚地彩花(25)、小倉舞子(21)の4人で編成。2014年の第1回全日本美声女コンテストでグランプリの辻と準グランプリの花房が15年に結成し、のちに厚地と小倉が加わった。

 持ち味はなんといっても、その美声。ライブでは、抜群の透明感かつエネルギッシュなボイスで観客を圧倒する。さらに、最近では、メンバー個々の活動も目立つようになり、音楽ユニットの枠を超えた活躍を見せている。

 辻と花房はフィリピンの水道工事をテーマにした映画「セカイイチオイシイ水~マロンパティの涙~」(21日ユーロスペースほか全国公開/目黒啓太監督)に出演した。

 映画初出演で初主演を務めた辻は「今回、初映画初主演を務めさせていただいたということで、本当に初めてな体験をたくさんさせていただきました。自分が知り得なかったこと、今回のお話が実話をもとにしたボランティアのお話ということで、今まで本当に自分自身、触れていなかったような内容のことを実際、自分が実感しながら撮影もさせていただきました。本当に自分の人生の価値観が変わったというか、これから先もそういう部分でも演技面でいろいろと自分の糧にしていけたらいいなと思います」。

 また、花房は「初めて台本をいただいた時に作品のあたたかさだったりとか、ちょっと前の水道事情の現実というのを、改めてドキュメンタリー感で直接感じて、それでこれをお客さんに伝える場の世界に私も立ち会うことができて、すごい貴重な機会をいただけて、感謝だなっていうのが一番の思いです」と振り返った。

 主題歌「アンルート」はelfin’で担当。「役として踏み入れるだけじゃなくて、主題歌を担当させていただいて、さらにアンルートを作ってくださった方が映画をご覧になって作ってくださった楽曲なので、世界に合った楽曲を主題歌としてelfin’として担当させてもらえることがとても光栄。たくさんの方に見て欲しいです」と花房は笑顔で話した。

 こうした流れを受け、来年1月には6枚目のシングル発売が決定した。厚地は「毎回、シングルを出すたびにいろんなジャンルの楽曲にelfin’は挑戦しているので、きっとまた新しいジャンルの楽曲になるのだろうなと思っています。それに伴って技術もいろんなものが必要になってくると思うので、それを身につけて発売までに素敵なものを皆様にお届けできるように頑張っていきます」と待ちきれない様子。20年はelfin’として結成5年目の節目を迎えるだけに、小倉も「elfin’の魅力をたくさんの方が知っていただけたらいいと思います」と意気込んだ。

 磨きのかかる一方の美ボイスは“手入れ”も怠らない。その方法は各者各様。厚地はリハーサルの間などによく水筒を持参し、のどに効く紅茶を飲んでいる。

「スロートコートティーというのどにとってもいい紅茶があって、そういうものだったり、のど飴を舐めて乾燥防ぐだったり、ちょっと地道なことだけど、小さいことをやっておくと、のどって意外と守られるのだなと私も実感して実行しています」

 小倉は「私はのど飴を溶かしてそれを水と混ぜて飲んでいます。そうすると、何個かののど飴が溶けてすごいのどにいいって聞いたので、それをやっています」と強調。花房は「漢方の成分が入った水あめみたいなのがある。それを以前、声のお仕事でお世話になっている方からいただきまして。スースーして、しかもなおかつ守ってくれて予防にもいいし、悪くなっちゃった時に良くなるし、どっちの効果も兼ね備えている」と言い、辻も「私は濡れマスクをしています。普通のマスクだけだとちょっと乾燥してしまうので、濡れマスクにすることでのどの乾燥を抑えたりとか、あとはマヌカハニーが入っている飴を舐めたりしています。のどにはすごくいい」と続けた。それぞれがのどの状態を良好に保っている。

 今後の目標について、辻は「これからも私たち一同、感謝の気持ちを忘れずに、5年、10年と続いていけるようなグループになりたい。さらに個々としての才能もありますので、個々としてのお仕事もしつつ、続けていけたらいいなと思っています」と話した。勝負の年へ、elfin’がますますスケールアップしていきそうだ。

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