菅田将暉、2年ぶり久能整はすんなり戻れた「散々原作読み散らかしていた」「ストックがあったおかげ」

菅田将暉が31日、都内で行われた映画『ミステリと言う勿れ』(9月15日公開)の完成披露試写会舞台あいさつに出席。2年ぶりに本作の主人公を演じた菅田だが、「スッと役にかえれるものですか?」と聞かれ、「かえれるものでした」と即答した。

舞台あいさつに出席した菅田将暉【写真:ENCOUNT編集部】
舞台あいさつに出席した菅田将暉【写真:ENCOUNT編集部】

松下洸平は菅田と念願の共演「ファンですから」

 菅田将暉が31日、都内で行われた映画『ミステリと言う勿れ』(9月15日公開)の完成披露試写会舞台あいさつに出席。2年ぶりに本作の主人公を演じた菅田だが、「スッと役にかえれるものですか?」と聞かれ、「かえれるものでした」と即答した。

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 すんなりと役に戻れた要因は「さんざん原作を読み散らかしていたのもある」とし、「そのときから(広島編は)映画なりドラマなりでやるつもりでいたので、そのストックがあったおかげですんなり戻れました」と語った。

 関係者向けの試写会では、原作者の田村由美氏とともに本作を鑑賞した菅田。「僕の1つ前の席でご覧になっていた。正直、自分が出ている作品だから良し悪しがわからなくて不安がいっぱいだった。でも映画が終わった瞬間に先生が後ろを振り向いてパチパチって拍手してくれて、安心しました」と原作者からのお墨付きをもらったことを紹介した。

『ミステリと言う勿れ』は、天然パーマがトレードマークの大学生・久能整(くのう・ととのう)が、ときに優しくときに鋭い指摘で難事件を解決していく新感覚ミステリー。2022年1月期にフジテレビ系で連続ドラマとして放送され、人気を博した。映画版では名家・狩集家(かりあつまりけ)を舞台に、久能整が遺産相続事件を描く。

 本作で菅田と念願の共演を果たした松下洸平は、「公式に好きと言わせてもらっている。ファンですから」とにんまりで、菅田について「この芝居力、人間力も高くていつかお仕事したいと思っていた。うれしかったです」とうれしそうに回想。菅田も「一度演劇の授賞式で会って、お芝居ももちろん見ていた。だから(共演が)楽しみでしたね」と振り返った。

 イベントには柴咲コウ、町田啓太、原菜乃華、萩原利久、鈴木保奈美、滝藤賢一、伊藤沙莉、尾上松也、筒井道隆、永山瑛太、メガホンをとった松山博昭監督も参加した。

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