山本耕史、独自の師匠論語る「妻、子供もある意味師匠」 『浅草キッド』で深見千三郎役

俳優の山本耕史が31日、都内で行われた音楽劇『浅草キッド』の製作発表会見に出席した。同作にからめて独自に師匠論を語った。

会見に登場した山本耕史【写真:ENCOUNT編集部】
会見に登場した山本耕史【写真:ENCOUNT編集部】

2015年に元俳優の堀北真希と結婚、2児の父である山本耕史

 俳優の山本耕史が31日、都内で行われた音楽劇『浅草キッド』の製作発表会見に出席した。同作にからめて独自に師匠論を語った。

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 山本は今回、林遣都演じる武(ビートたけし)の人生を決定づける師匠・深見千三郎役を務める。自身の師匠を問われて「1人じゃないと思うんですよね、僕は」と持論を展開。「ある部門はこの人、あるところはこの人、という。それぞれの師匠がいるような考え方の気がしている。もちろん親だったり……、本当に妻、子どももある意味師匠」と述べた。

 続けて「僕が演じる深見さんも、会ったことはないですけど、僕の中では師匠ということに何か感じるものがあります。師匠とは、みたいな。どういうものなのか考えたりする」と言い、「もしかしたら今のたけしさんがあるのは、師匠である深見さんを見て、今のたけしさんがいる部分もあると思う。そういう意味では、僕のほうがちょっとたけしさんっぽくやったほうがいいのかな、とかそんな瞬間をちょっと思ったりしている」と語った。

 山本は2015年に元俳優の堀北真希と結婚。16年に第1子、19年に第2子を授かっている。

 会見には主演の林、松下優也、今野浩喜、脚本・演出の福原充則も出席した。

 カンテレ開局65周年記念公演である同作は、ビートたけしの同名自伝小説を原作とする舞台作品。ビートたけしがかつて師匠・深見千三郎と出会い、浅草・フランス座で下積み生活を過ごした青春時代と、苦楽を共にした芸人たちとの生き様を描く。名曲「浅草キッド」や本作オリジナルの楽曲により、芸に生きようとする人々の心情を音楽劇としてより濃く表現する。10月8日~22日まで東京・明治座にて、10月30日~11月5日には大阪・新歌舞伎座、11月25・26日には名古屋・愛知県の芸術劇場(大ホール)にて上演する。

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