福本莉子、二宮和也ら主演の月9でGP帯初レギュラー「歴史ある月9枠に出演できる。夢のようでした」
俳優の福本莉子が10月スタートのフジテレビ系連続ドラマ『ONE DAY~聖夜のから騒ぎ~』(月曜午後9時)でGP帯初レギュラーを務めることが29日に発表された。また、小手伸也、加藤諒、大水洋介、丸山智己、梶原善の出演も決定した。
嵐・二宮和也、中谷美紀、大沢たかおのトリプル主演ドラマ
俳優の福本莉子が10月スタートのフジテレビ系連続ドラマ『ONE DAY~聖夜のから騒ぎ~』(月曜午後9時)でGP帯初レギュラーを務めることが29日に発表された。また、小手伸也、加藤諒、大水洋介、丸山智己、梶原善の出演も決定した。
本作は、人々が思い思いに過ごすクリスマスイブという“たった1日”の出来事を1クールかけて描く謎と愛と奇跡の物語。主人公は別々の人生を歩んできた、全く関わりを持たない3人の男女。ドラマで描かれる1日の中でも3人の物語が同時並行で進行していくが、次第に運命の交錯へと導かれていく。嵐の二宮和也、俳優の中谷美紀、大沢たかおがトリプル主演を務める。
福本が演じるのは、地方テレビ局「横浜テレビ」の新人記者・立葵査子(たちあおい・さこ)。新人でありながら何でもそつなくこなし、周りのスタッフから一定の評価を得ている。調子に乗ることなく、物事を俯瞰で見る冷静な女性だ。「横浜テレビ」で5年続く報道番組『日曜NEWS11』の顔である倉内桔梗(中谷)を尊敬しているが、私生活を犠牲にして、仕事一筋でやってきた桔梗の生き方は古いと感じている。そんな査子の父親は老舗洋食屋のシェフ・立葵時生(大沢)。男手ひとつで育ててくれた父に対して感謝しているが、もっと自分の人生を楽しんでほしいと思っている人物。
小手は「横浜テレビ」報道制作局長の折口康司、加藤は「横浜テレビ」スタッフ・前島洋平、大水は「横浜テレビ」デスク・黒種草二、丸山は「横浜テレビ」新社長・筒井賢人、梶原は「横浜テレビ」のベテランカメラマン・国枝茂雄を演じる。
以下、キャストのコメント全文。
○福本莉子
――今作のオファーを受けた時の感想をお聞かせください。
「聖なる夜の一日を3カ月で描く企画にとても驚きました」
――今作でフジGP帯連ドラおよび月9ドラマ初レギュラー出演になることについて。
「いつか出たいと思っていた歴史ある月9枠に、出演できると聞いた時、夢のようでした。小さい頃からドラマが好きで、当時テレビで見ていた俳優さんたちと一緒にお芝居が出来る機会を頂けて、とても光栄です」
――中谷美紀さんとの初共演について、心境をお聞かせ下さい。
「中谷さんが出演されていた作品も、もちろん見ていましたし、インスタグラムでも、いつも凜と美しい姿を拝見しています。今回ご一緒させて頂きうれしく思います」
――演じるうえで心がけようとしていることはありますか。
「私が演じる立葵査子は、新人記者なので原稿の読み方などもしっかり練習して挑みたいと思っています。そして1日を通して、変化していく気持ちを丁寧に積み上げていけたらいいなと思っています」
――視聴者の皆さんへメッセージをお願いします。
「私はまだ物語の全貌はつかめてはいないのですが、間違いなく今までに見たこともないような作品になると思います。ワクワク、ドキドキしながら私たちの1日を見守ってくださるとうれしいです」
小手は中谷美紀との初共演に「ただただ畏れ多いです」
○小手伸也
――今作のオファーを受けた時の感想をお聞かせください。
「『コンフィデンスマンJP』でお世話になった成河プロデューサーが何やら企てていると聞き及んで以降、ずっと前のめりで待機していたので、今回必要としていただけたことに心底ホッと致しました(笑)。しかしそれ以上に、横浜を舞台にして聖夜の出来事を描くという作品に、横浜出身でクリスマス生まれの僕が、TVドラマ初出演(『HERO』第1話)でお世話になった鈴木監督の元、その後初レギュラーをいただくことにもなった月9枠で、現実では50歳の節目の誕生日でもあるクリスマスの一日を1クール過ごす、という『ご縁の乱れ打ち』に、このオファーは運命を超えた必然であったと勝手に感じております!」
――中谷美紀さんとの初共演についてのお気持ち。
「ただただ畏れ多いです。すごい方だというのは重々承知の上、芝居上では同期でもあり上司でもあるというポジションを全うできるよう、懸命に食らいついていきたいと思っております! ただ、主演を輝かせるのがバイプレーヤーの使命だと心得ているので、中谷さんにおんぶに抱っこにならないよう、せんえつながら精一杯、中谷さんのいろいろなスイッチを押せる共演者でありたいとも思っております!」
――演じるうえで心がけようとしていることはありますか。
「月9での僕といえば、やはり『コンフィデンスマンJP』の“五十嵐”と、『SUITS/スーツ』の“蟹江”のイメージが強く、衣装合わせの段階でも、“このジャケットの色は危ない”とか、“この眼鏡はダメだ”とか、髪型も含め何かと制約を受けまして…。とにかく折口さんはそのどちらにも転ばないよう気をつけるしかありません(笑)」
――視聴者の皆さんへメッセージをお願いします。
「“逃亡編”、“レストラン編”、“地方テレビ局編”が、三者三様それぞれ違ったテイストで描かれつつ、そのどれもが豪華な主人公と共演者で彩られ、いっそ単体でも成立しそうなドラマが1つの結末に収束していくという、まさに“一粒で三度おいしい”珠玉のエンターテインメント作品です! 誰もが浮かれるクリスマス(僕は誕生日)…果たしてどんな聖夜が描かれるのか? どうぞご期待ください!」
○加藤諒
――今作のオファーを受けた時の感想をお聞かせください。
「次の月9が『ONE DAY~聖夜のから騒ぎ~』とニュースを見て知っていましたので、びっくりしました!!! 豪華な出演者さんの中で足を引っ張らないように、気を引き締めて挑みたいと思います」
――中谷美紀さんとの初共演について、心境をお聞かせ下さい。
「『リング』『らせん』が大好きなのと、『嫌われ松子の一年』という中谷さんが書かれた本も好きで、中谷さんのお芝居もお人柄も好きです。共演できることを大変うれしく思います」
――演じるうえで心がけようとしていることはありますか。
「徳永(友一)さんの脚本から伝わってくる緊張感や世界観を壊さないよう、気をつけたいなと思います」
――視聴者の皆さんへメッセージをお願いします。
「鈴木雅之さんが徳永さんの脚本をどのように演出し、役者の皆様はどのようなお芝居をしてこの『ONE DAY~聖夜のから騒ぎ~』が作られていくのか僕も楽しみです。僕たち“横浜テレビ”のメンバーにも注目していただけたらうれしいです。第1話から伏線が張り巡らされているみたいなので是非ご覧ください」
○大水洋介
――今作のオファーを受けた時の感想をお聞かせください。
「マネージャーから“月9のレギュラーが決まりました”と言われた時、思わず“げつく!?”と聞き返してしまいました。とにかく光栄です」
――今作でフジGP帯ドラマおよび月9ドラマ初出演になることについて。
「高校時代、『やまとなでしこ』を夢中になって見ていた自分に、“お前将来この枠のドラマに出るんだよ”と伝えて、なに言ってんのこのおっさんと思われたいです」
――中谷美紀さんとの初共演について、心境をお聞かせ下さい。
「中谷さんが出演されている数々の作品を拝見してきたので、今回共演出来るのが楽しみで仕方ありません」
――演じるうえで心がけようとしていることはありますか。
「不摂生をすると目の下にクマが出来やすいのですが、今回は1日の出来事なので見た目があまり変わらないように撮影前日の酒はほどほどにします。全く飲まないとそれはそれで顔が変わりそうなので毎日決まった量を飲むようにします」
――視聴者の皆さんへメッセージをお願いします。
「健康が1番です。体調に気をつけて毎日お過ごしください。そして、もし良ければドラマをご覧ください」
○丸山智己
――今作のオファーを受けた時の感想をお聞かせください。
「素晴らしいスタッフ、キャストの皆さんとまた新たなチャレンジができるということで今からワクワクしております」
――中谷美紀さんとSPドラマ『花の鎖』(2013年/フジテレビ系)以来10年ぶりの共演になることについて。
「10年ぶりにまた中谷さんとご一緒できる機会をいただいて、ただただうれしい限りです。目一杯楽しみたいと思います」
――演じるうえで心がけようとしていることはありますか。
「遊び心を持ちつつ、芯の強い中谷さんにしっかり対峙(たいじ)できるよう、心して臨みたいと思います」
――視聴者の皆さんへメッセージをお願いします。
「間違いなく見応えのある素晴らしいドラマになると思います! お楽しみに!」
○梶原善
――今作のオファーを受けた時の感想。
「スタッフのお名前を教えていただいたときに、監督が鈴木(雅之)監督だっていうんで、“あ、もうこれで大丈夫だな”と思いましたね。鈴木監督と一緒にできるっていうのがまずうれしい材料の1つでした。その後、1日の物語を1クールかけて描くのかというのは台本を読んでいくうちに、“これは大変だな”と思いましたね。さらにそれぞれ違う物語が進んでいく、これは鈴木監督の腕次第(笑)! とにかく鈴木監督とまた一緒にできるのが楽しみです」
――中谷美紀さんと映画『清須会議』(2013年)以来の再共演となることについて。
「『清須会議』が中谷さんとの初共演でした。独自のオーラがあって、穏やかな方だなという印象です。その後はご一緒することがなかったので、“どうしてるかな?”なんて思ったりしたこともありました。また彼女と一緒にやらせて頂けるのはうれしいですね。その時の役とはまた今回全く違う、キャスターとカメラマンという関係で、どうなるのか楽しみです。僕の役柄的には彼女に協力して、何か手助けを、という感じの役なので、そういうふうにやっていけたらなと思っています」
――演じるうえで心がけようとしていること。
「僕が演じる国枝はベテランカメラマンということで、僕らの仕事で一番身近にいてくれるスタッフです。現場で頼りになる、ほっとさせてくれるのがカメラマンさんなんですよね。立ち位置を教えてくれたりするときも“善さん、こっち側にいてもらったら大丈夫だから”って言う一言があるとやっぱ僕も安心してお芝居ができる。ベテランのカメラマンにはそういう方が多い印象です。おのずと僕もそういうカメラマンを演じたいなと思っています」
――視聴者の皆さんへメッセージ。
「3つの物語が同時進行していく、どうなることやら、分からないけども、僕らのグループ(地方テレビ局編)が、他の物語にどこまで入り込んでいくのか、僕自身もまだわからないんです。なので、まずはこっちのグループでキッチリとした世界観を作っていきたいなと思っています。毎週、毎週この先どうなるんだろう? と、楽しみに見ていただけたらいいなと思います」