二宮和也が主演を務める映画『アナログ』（10月6日公開）の舞台あいさつが28日、都内で開催され、二宮をはじめ、波瑠、桐谷健太、浜野謙太、なにわ男子の藤原丈一郎、板谷由夏、メガホンをとったタカハタ秀太監督が出席した。

　映画の内容になぞらえ、「習慣にしていること」を聞かれた二宮は「動画を上げているので」と、YouTubeチャンネル「ジャにのちゃんねる」の更新について言及。「動画を水曜と日曜にあげているので、月と金曜がデッドラインだと思って生きています。いままで決まったお仕事がそんなになかったので、それで曜日がわかるじゃないですが、そういうリズムになっている」と紹介した。

　実生活では動画制作の締め切りに追われている二宮だが、放送中のTBS系連続ドラマ『VIVANT』（日曜午後9時）で、テロ組織・テントの幹部・ノコルを演じていることから「（堺雅人演じる）乃木さんにも追われている。ダブルで追われている」と触れ、会場を笑わせた。

　本作はビートたけしによる初の書き下ろし恋愛小説が原作。喫茶店で出会い、「毎週木曜日にこの場所で会おう」と約束した主人公の悟（二宮）と携帯電話を持たない謎めいた女性・みゆき（波瑠）のラブストーリーを描く。

　二宮は「この映画は季節感が重要。僕は10月6日に公開される。肌寒くなってきているときに気持ちをじんわり温めてくれるような、心地いい映画になっていると思う。そういう質感を味わってほしい」とアピールした。