嵐の相葉雅紀が、10月期のテレビ朝日系連続ドラマ『今日からヒットマン』（金曜午後11時15分）で主演を務めることが26日に発表された。

　原作は、2005年から15年まで『週刊漫画ゴラク』（日本文芸社）で連載された漫画家・むとうひろし氏によるガンアクション漫画の最高傑作を完全ドラマ化。脚本は『ゴッドタン』『バナナサンド』など人気バラエティー番組の構成作家を務めるオークラ氏。監督は『トリック』シリーズ（テレビ朝日系）や『警視庁アウトサイダー』（テレビ朝日系）を手掛けた木村ひさし氏が務める。

　食品メーカー「イージーフード」の営業職の頼れるエースで妻に頭の上がらない平凡なサラリーマン・稲葉十吉。後輩の尻ぬぐいで休みの日に取引先に謝罪をしに行った帰り道に、“二丁”と呼ばれる凄腕ヒットマンと出会う。“二丁”は突然、自分の標的を殺して自分の女を助けろと命令し、助からなかったときは、十吉と家族を皆殺しにすると言い放つ。全く状況が理解できない十吉だが、家族を守るためにヒットマンになること決断する。

　相葉の連ドラ主演は『和田家の男たち』（2021年／テレビ朝日系）以来約2年ぶり。普段は平凡なサラリーマンながら、誰にも知られてはいけないヒットマンとしての顔も持ち合わせる主人公・稲葉十吉を演じる。

　相葉は「お話をいただいた時から今までにやったことのないヒットマンという役柄をすごく楽しみにしていました！　事前に原作コミックも読ませていただきましたが、まず設定が面白い！　サラリーマンでありながら、家族のためにヒットマンになる…。日常と非日常の狭間に立たされている主人公・十吉の心情がすごく興味深くて、一気に読んでしまいました」とつづった。

　さらに、自身の役どころについて「サラリーマンとヒットマンという特殊な二面性を持つ十吉ですので、僕自身と似ているなと思う部分こそ少ないのですが、十吉の、家族を想う気持ちや家族愛に関しては素敵だなと思います。ただ、自分が彼の立場になった時に、同じことができるか？　と言われれば、わからないですね（笑）」とし、「今までの僕にはない、まさに対極にあるようなハードな役柄になると思いますね。さらには銃を使ったアクションも多く、そこも見どころのひとつです。ぜひ、楽しみに観ていただけたらと思います！」とアピールした。