【トリリオンゲーム】大スポンサー相手の“酢豚どうぞ”が話題 視聴者「ハラハラしました」

Snow Manの目黒蓮が主演を務めるTBS系連続ドラマ『トリリオンゲーム』(金曜午後10時)の第7話が25日に放送され、「酢豚」のやりとりが話題となっている。

福本莉子【写真:ENCOUNT編集部】
福本莉子【写真:ENCOUNT編集部】

「酢豚食べるときこのシーン思い出すわ(笑)」の声

 Snow Manの目黒蓮が主演を務めるTBS系連続ドラマ『トリリオンゲーム』(金曜午後10時)の第7話が25日に放送され、「酢豚」のやりとりが話題となっている。

 同作は、「ビッグコミックスペリオール」(小学館)で連載中の同名漫画が原作。目黒演じる“世界一のワガママ男”のハルこと天王寺陽と、“気弱なパソコンオタク”のガクこと平学(佐野勇斗)がゼロから起業し、ハッタリと予測不能な作戦で1兆ドル(トリリオンダラー)を稼いで「この世のすべてを手に入れよう」と成り上がっていく物語。

(※以下、ドラマの内容に関する記述があります)

 大手芸能プロダクション「ゴットプロモーション(ゴップロ)」を買収し、新作ゲーム「プチプチアイランド」も大ヒット中の「株式会社トリリオンゲーム」は、新たな目標に「トリリオンTVの開局」を掲げた。

 地上波ではなく「ネットテレビ」を運営することを発案したハルは、「Mithril Phone」で有名な大手・ミスリルフォン工業をスポンサーにつけ、自社タレントの番組を多数配信し会員数を増やしていく。さらに報道プロデューサーの功刀数良(津田健次郎)や人気アナウンサー・白虎あかり(百田夏菜子)を引き入れ、報道にも力を入れた。

 地上波のテレビ局のように報道ネットワークに入っていないトリリオンTVは、視聴者の投稿や動画を有料で買い取ることに。さらに人気情報系YouTuberやその仲間を専属の情報屋として雇い、独自のニュースを配信できるようになった。

 そんな中、視聴者投稿によりMithril Phoneの最新機種に不具合があることが判明。純正の充電器以外を使用すると発火の恐れがあるのだ。功刀と白虎は、大スポンサーのミスリルフォン工業の社長に事実を突きつけ、トップニュースとして配信すると伝える。ミスリルフォン工業側は、トリリオンゲームの社長・高橋凜々(福本莉子)にニュースの差し替えを指示したが、凜々はそのまま放送するという。

 しかしその場に現れたハルは、報じない代わりにCM出稿料を増やしてほしいと交渉。凜々や功刀たちは、事実を隠蔽(いんぺい)するハルにショックを受ける。話し合いをするため高級中華料理屋に向かったミスリルフォン工業社長とハルたち。ハルはCM出稿の話をしながら、最新のMithril Phoneに純正ではない充電器をつけ始める。するとハルはスマホに何か文章を打ち込み、卓の回転テーブルに置いてミスリルフォン工業の社長へまわした。

 スマホには、隣の部屋に情報系YouTuberやマスコミが集まっていると書かれていた。発火の事実を隠蔽する代わりにCM額を増やす取引が明るみに出ることを匂わせているのだ。発火についてあえて社長に質問するハルは、「この酢豚サイッコー、社長もどうすか? 酢豚」と再び文章を打ち込んだスマホをまわす。その後も、「さぁ、酢豚、どうぞどうぞ」とすすめるハルに、社長は「いやいや、酢豚は結構!」と返し、“酢豚”を隠語にした攻防が繰り返される。

 ついに社長は観念し、「発火の件はむしろ、きっちり報道していただきたい。全商品をリコールします」と宣言した。実際は中華料理屋の隣の部屋にマスコミはおらず、雑踏の音声を流していただけだった。トリリオンTVのニュース番組で謝罪したミスリルフォン工業は、結果的に信頼と好感度が爆上がりした。

 この酢豚のやり取りにSNS上では、「酢豚のくだり、ハラハラしましたね」「酢豚どうぞ……おもしろかった!」「生きた心地のしない酢豚だった」と反響が。また「酢豚食べるときこのシーン思い出すわ(笑)」「酢豚食べたくなってきた」という声が上がった。

トップページに戻る

あなたの“気になる”を教えてください