俳優の橋本環奈が25日、都内で行われた映画『春に散る』の初日舞台あいさつに登壇した。本作にちなんで、胸が熱くなる瞬間を問われて「別にふざけているわけじゃないんですけど、『はじめてのおつかい』……必ず泣きますね」と答えた。

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　続けて橋本は「なんかこう……やっぱりこう、成長に立ち会えている気がしているというか、この映像を見て、兄弟とかでおつかい行っていても、お兄ちゃんとかお姉ちゃんがすごいしっかりし始めたりとか、そういう瞬間を見ると本当に泣いちゃいますね」と語り、「まさに胸熱だな、と感じるのが『はじめてのおつかい』なんですよ」と繰り返した。

　舞台あいさつにはW主演の佐藤浩市と横浜流星、そして山口智子、哀川翔、小澤征悦、瀬々敬久監督も出席した。

　映画は、沢木耕太郎氏による同名小説が原作。40年ぶりに帰国した元ボクサーの広岡仁一（佐藤）と、不公平な判定で負けて心が折れていたボクサーの黒木翔吾（横浜）が出会い、2人で世界チャンピオンを目指す姿を描く。橋本は仁一の姪・広岡佳菜子を演じた。