大沢たかお、全面協力の自衛隊隊員の前での映画披露に心情吐露「嬉しい反面ちょっと緊張」
俳優の大沢たかおが24日、TOHOシネマズ六本木ヒルズで行われた映画『沈黙の艦隊』完成披露試写会に出席。実写化不可能と言われた作品が完成したことに「この作品は海上自衛隊の協力がなければ到底完成にはたどり着けなかった」と感謝を述べていた。
陸上自衛隊の隊員が劇場に駆けつける
俳優の大沢たかおが24日、TOHOシネマズ六本木ヒルズで行われた映画『沈黙の艦隊』完成披露試写会に出席。実写化不可能と言われた作品が完成したことに「この作品は海上自衛隊の協力がなければ到底完成にはたどり着けなかった」と感謝を述べていた。
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本作は、1988年から96年まで『モーニング』(講談社)で連載され、累計発行部数3200万部を誇る『沈黙の艦隊』を映画『ハケンアニメ』などの吉野耕平監督が実写映画化。日米共同で極秘裏に建造された日本初の原子力潜水艦を奪い、乗員76人を伴って航海中に逃亡した艦長・海江田四郎(大沢たかお)の理想とする世界の実現に向かっていくさまを描く。
この日は陸上自衛隊の隊員たちが多数劇場に駆けつけるなか、舞台あいさつが行われた。かわぐち氏の原作が約30年という時を経て実写化された。大沢はプロデューサーとしても作品に参加しているが、「この作品は防衛省、海上自衛隊の協力なくして、到底完成までたどり着けなかった」と述べると「『沈黙の艦隊』を実写映画化したいとお話すると、『いまだからこそやるべきではないか』と笑顔で快諾していただきました」と感謝を述べる。
大沢は「自分の思いは核の問題だけではなく、我々の安全、国防、安全保障とかいろいろありました。僕は素人ですが、素人なりの言葉でお伝えしたことを、まったく笑わず一生懸命聞いていただき、ご理解いただけた。そのうえで『面白いじゃないですか。やってみてください』とお言葉をいただいたんです」と企画を説明に行ったときのことを話すと「こうして完成した作品を観ていただけることがうれしい反面、ちょっと緊張と不安もあります」と正直な胸の内を明かしていた。
いよいよファンにお披露目されることに大沢は「僕はたかが映画、されど映画と思っています」と映画の力に期待していること力説すると「この作品が、願わくば世界の子供たちが、より良い未来になるきっかけになってくれればいいなと思っています」と作品に込めた思いを語っていた。