「アナウンサー失格です」 慶応高野球部OBのTBS井上アナ、母校の優勝にまさかの大反省「公私混同で…」

全国高校野球選手権で107年ぶり2回目の優勝を飾った慶応(神奈川)野球部OBのTBS井上貴博アナウンサー(39)が、母校への祝福コメントを寄せた。

井上貴博アナウンサー【写真:山口比佐夫】
井上貴博アナウンサー【写真:山口比佐夫】

TBS井上貴博アナが祝福のメッセージ

 全国高校野球選手権で107年ぶり2回目の優勝を飾った慶応(神奈川)野球部OBのTBS井上貴博アナウンサー(39)が、母校への祝福コメントを寄せた。

「アナウンサー失格です。公私混同で、公平性を欠いています」とまず反省。「今の感情を表す言葉が見つかりません。最強の仙台育英高校と最高の舞台で戦えたこと、これ以上ない時間でした」と感無量の様子だ。

「仙台育英は洗練された素晴らしいチーム。エールの交換から選手一人一人の相手をリスペクトする姿勢が随所にあり、現役として学生コーチとしてお世話になった恩師である前監督の上田さんと共にこの瞬間を見届けることが出来たこと、一生忘れません。全部員。監督。そして、部長、副部長や学生コーチなどの関係者、全ての力で掴んだ頂点です。そして、高校野球や学生スポーツの素晴らしさを発信してくれたこと、とても誇らしいです」と続けた。

 さらに「奇しくもインタビューで主将の大村くんが話していましたが、バカにされることも多く、辛い事ばかりだったと思います。ですが、結果で全てをひっくり返してくれた。107年の重み。弾ける笑顔が全国に届いたはずです。みんな、ありがとう。ありがとうございました」と感謝した。

 そして「本来、取材を受けるべき方は他に多くいらっしゃいますし、諸先輩方が繋いできて下さった想いが結実した結果。私がお話していることは心苦しいですし、アナウンサーにあるまじき公私混同であることお詫びします。申し訳ありませんでした」と最後まで恐縮しっぱなしだった。

 井上アナは慶応幼稚舎(小学校)、慶応普通部(中学校)、慶応高、慶大経済学部を歩んだ生粋の慶応ボーイ。慶大在学中に務めた慶応高学生コーチ時代には、2005年センバツ大会に出場している。

次のページへ (2/2) 【写真】TBS井上アナの慶応高野球部時代の写真
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