俳優の岡田将生、松坂桃李、柳楽優弥が23日、都内で行われた映画『ゆとりですがなにか インターナショナル』（10月13日公開）の完成報告会見に脚本を担当した宮藤官九郎、メガホンをとった水田伸生監督とともに出席した。

軽トラからセンチュリー、バイクにバギー…大御所タレントの仰天愛車遍歴（JAF Mate Onlineへ）

　2016年4月期に放送された連続ドラマ『ゆとりですがなにか』。アラサー男子3人が、人生の困難に立ち向かうストーリーが展開された。映画では30代半ばとなった“ゆとり3人組”が、新たな人生の岐路に立つさまを描いている。

　スペシャルドラマから約6年ぶりに集結するも、「すんなりと入れた」と柳楽。「このメンバーで俳優としても実生活でも成長している感覚。より成長している姿で会えていて、それが刺激的な仲間だなって感じます」とほほ笑んだ。

　柳楽は、事業に失敗し、中国から帰ってきたフリーターの道上まりぶ役。劇中では中国語を披露するシーンが多くあり「なかなか覚えられない、難しくって。中国語の文法が分からないので、耳で覚えてひたすら練習しました」と苦労を振り返った。岡田は、柳楽の中国語について「すごかったですよ。『さすが柳楽優弥』って思うくらい完璧だった」と絶賛。褒められた柳楽は「ありがとうございます。あっ『謝謝』！」と中国語で返答した。

　仲睦まじい岡田・松坂・柳楽だが、お互いに気を遣いすぎて一緒に食事に行こうと計画するも、なかなか決まらない現状を明かした。松坂は「日にちが決まらない、気を遣いすぎて。場所も決まらない、気を遣いすぎて。あれもいいね、これもいいねとなって、ふわ～っと何も決まらない」と苦笑。岡田は「そこに安藤サクラさんがいると『何が食べたいの！』って言ってくれる（笑）」と明かした。