DJ SODAが声明「責任転嫁してはいけない」 6歳時の性的暴行や5年前のセクハラ被害を告白
インフルエンサーとしても人気の韓国の女性DJ・DJ SODAが21日、自身のX(ツイッター)を更新し、性被害問題について声明を発表した。
反日運動の指摘は否定「これは日韓問題でも、男女問題でもない」
インフルエンサーとしても人気の韓国の女性DJ・DJ SODAが21日、自身のX(ツイッター)を更新し、性被害問題について声明を発表した。
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SODAは、13日に大阪で行われた音楽フェスティバル「MUSIC CIRCUS’23」に出演。その際に、胸をわしづかみにされるというセクハラ被害に遭ったことを告白していた。これを受けて、フェスの主催者のTryHard Japanも「犯人を特定し、法的措置を取る所存です」と厳格な態度を示していた。
SODAは21日、「服装と性犯罪の被害は絶対に関係がないので、絶対に被害者を問題と考えて責任転嫁してはいけない。原因は露出が多いセクシーな服装ではなく加害者である。露出が性暴力の誘発要因という考え方は偏った男性中心的な考えである」と記し、声明を発表した。
その中では、6歳のころに強盗から性暴力を受けたことや2018年に韓国のフェスに遊びに行った際にVIPにいた男性からセクハラ被害を受けたことなどが赤裸々につづられている。
これまでは、恐怖心や周囲からの声によって、公にすることはなかったとしたうえで、「しかし、もうこれ以上逃げたり隠れたりしない」と強い口調で宣言した。そして、「これ(性被害の二次被害)を無視することは、また別の人が被害者にならざるを得ないからだ」と続けた。
また、反日運動ではないかという声に対しては、「これは日韓問題でも、男女問題でもない」とし、「私は日本が好きで、昔から日本で公演もしてきたし、日本旅行にも行ったし、日本の友達も多く、日本の化粧品も食べ物も好き」と否定した。
最後には「私の小さな声が被害者に少しでも力になればと思う。私みたいな人がこういう方法でも少しでも声を出せば、いつか社会の認識が少しでも変わるのではないか」とつづった。