田原総一朗氏「テレビでどこまで政府とケンカできるか、それが楽しみ」 忖度なしで切り込む
ジャーナリストの田原総一朗氏が20日、都内で行われた映画『テレビ、沈黙。放送不可能。II』(公開中)公開記念トークフェスに出席した。当日は立憲民主党の小西洋之参議院議員、ジャーナリストの鈴木エイト氏も登壇し、同作をアピールした。
鈴木エイト氏は統一教会の解散命令請求に言及
ジャーナリストの田原総一朗氏が20日、都内で行われた映画『テレビ、沈黙。放送不可能。II』(公開中)公開記念トークフェスに出席した。当日は立憲民主党の小西洋之参議院議員、ジャーナリストの鈴木エイト氏も登壇し、同作をアピールした。
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同作は、田原氏が“話しておかなければならない人物”とタブーや忖度なしで語り合う『放送不可能。』シリーズの第2弾。政府がテレビ番組の放送内容に介入ができるよう放送法の法解釈の変更を強要したという事実が、今年、立憲民主党の小西議員による総務省内部告発文書により明らかになった。今回は、政府によるメディアへの圧力の実態をテーマとして、真実をつまびらかにする。
当日は鈴木氏が登場していることもあって、統一教会問題についてのトークを展開。田原氏が「小西さんの鋭い追及で統一教会に解散命令を出すということだったけど、なんでまだ出ないんだろう」と切り出すと、鈴木氏は「解散命令請求は岸田(文雄総理大臣)さんがひよらなければ、8月には出ます」と断言していた。
また、同作について鈴木氏は「2回目3回目見ると新たな発見があると思います。僕は統一教会からネガキャンされていますが、めげずにどんどん追及していきたいと思います」と語り、小西議員は「道理が通らない政治が続いてますので、鈴木さんや田原さんなどのジャーナリストの方を見習いながら頑張っていきたいと思います」と意気込みを明かしていた。
田原氏は「僕は全く力がないけど頑張ります」と返しつつ、「私はテレビで番組を作っている。テレビは免許事業なんです。政府の言うことを聞かないとつぶれる可能性がある。だから、みんなおっかなびっくりなんです。免許事業のテレビでどこまで政府とケンカできるか。それが楽しみなんです」と熱弁をふるっていた。