AAAの元メンバーで現在はモデルやアーティストとして活躍する伊藤千晃が18日、都内で行われた「第23回 JAPANドラッグストアショー」内のイベント「女性の健康は社会の未来～ドラッグストアで『#フェム活しよう』～」に出席した。

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　女性の妊娠、不妊、避妊、授乳、育児、生理用品、産後ケア、婦人科系疾患、セクシュアル・ウェルネスなど多岐にわたる健康の課題をテクノロジーで解決する商品やサービスの総称であるフェムテック。

　伊藤は今年3月に「フェムテック協会認定資格2級」を取得するなど、多くの女性特有の悩みを解決する手段を伝えたいという思いを持って活動しているという。

　伊藤は「20代はAAAというグループで、ダンスや歌のパフォーマンスをしていたのですが、思春期に男女混合のグループだったので、生理の話などは言いづらい環境だったんです」と話し出すと「いろいろと我慢しなければいけないという悩みが20代はありました。フェムテックを知ったいまの私だったら、もう少し自分の体をいたわって生活していたのかな」という思いがあったという。

　2017年に第1子をハワイで出産した伊藤。その後も子どもとハワイ生活をする様子などをSNSで発信しているが、「ハワイで感じたのは、ドラッグストアに置かれているフェムケア製品がすごく充実している。月経リスクの商品や、妊娠、出産のトラブルを抱えたときに飲める薬、自宅で膣の検査ができるキットも売っているんです」と海外フェムテック事情を説明。

　さらに伊藤は、海外生活でびっくりしたことについて聞かれると「3歳以降は親と一緒にお風呂に入らない」という親が多いということ。伊藤は「私も息子が6歳なのですが、まだまだ一緒にお風呂に入るので驚きました」と語ると「3歳では一人で入れないので、親が衣服を着て入るということをしているようです」と日本との違いを明かしていた。