【ハヤブサ消防団】明らかになった“立木”川口春奈の過去 不敵な笑みに視聴者戦慄「マジで何者?」
俳優の中村倫也が主演を務めるテレビ朝日系連続ドラマ『ハヤブサ消防団』(木曜午後9時)の第5話が、17日に放送された。今回は、三馬が恋心を抱く映像ディレクター・立木彩(川口春奈)の過去が明らかになった。
立木と宗教の関係に視聴者「仕方ない気もする」
俳優の中村倫也が主演を務めるテレビ朝日系連続ドラマ『ハヤブサ消防団』(木曜午後9時)の第5話が、17日に放送された。今回は、三馬が恋心を抱く映像ディレクター・立木彩(川口春奈)の過去が明らかになった。
同作は、「半沢直樹」「下町ロケット」シリーズなどで知られる人気作家・池井戸潤氏の最新小説(集英社)が原作。中村演じる主人公のミステリー作家・三馬太郎が、亡き父の故郷・山間部の“ハヤブサ地区”に移住し地元の消防団に入ったことから、怪事件や巨大な陰謀に巻き込まれていく。
(※以下、ドラマの内容に関する記述があります)
ある大雨の夜に立木にキスし一晩を共にした三馬は、浮かれていたのも束の間、立木が宗教団体「アビゲイル騎士団」の信者だったことを知る。アビゲイル騎士団は過去に教祖と教団幹部たちが信者12人を拷問して殺害しており、世間を震撼させていた。
町おこしドラマの撮影が始まったものの、三馬は監督を務める立木との会話がぎこちなくなってしまう。キスの日からよそよそしくなった三馬に立木は、「私たち……どういう関係ですかね……」とたずねる。うまく答えられない三馬に、立木は苦笑いを見せて「宿題にしましょう。私も考えます」と告げて去って行った。
ある日、三馬はドラマの打ち合わせで自宅に来ていた立木に、「宿題」に答えるためとしてアビゲイル騎士団について質問する。立木は自身の過去を語り始めた。
制作会社「東京アーツムービー」に就職した立木は、社長で脚本家の浅野ヤスノリ(久保田悠来)に認められ、高校生の頃から温めていたアイデアで脚本を書き始める。立木が書いた脚本はテレビ局にも気に入られ、次回クールのドラマに推してもらえるという。
しかし最終話まで完成した脚本は、浅野名義に書き換えられた。浅野が監督・脚本としてクレジットされたドラマは高視聴率を出し有名に。浅野は立木の家に入り浸り、脚本の修正を指示。さらに会社は立木に浅野の専属になるよう部署移動を指示した。
浅野のゴーストライターとして働くことに耐えられなくなった立木は会社を無断欠勤し、2か月分の給与やボーナスが未払い状態に。困っていた立木は高校時代の友人と再会し、弁護士を紹介してもらえることになった。しかし友人が連れて行ったのは弁護士事務所ではなく、アビゲイル騎士団の施設だった。
新興宗教に抵抗のあった立木だが、そこで出会った顧問弁護士・杉森登(浜田信也)や信者たちの優しさに心救われる。杉森は親身になって立木の弁護を引き受け、東京アーツムービーと浅野に対し、未払いの給与とボーナスの支給を求めた。
さらに杉野は立木に、教団のプロモーション映像を制作してほしいと依頼する。立木が手がけた映像を見た信者たちはスタンディングオベーションで立木に感謝する。立木は「アビゲイルは、私と私の作品を認めてくれたから。人になんと言われても、私は確かにあのとき救われたんです」と振り返り、入信して広報活動をしていたと明かした。
事件のことは報道されるまで知らなかったといい、事件以降は人目につきにくい田舎のハヤブサ地区に引っ越し、教団とは関わっていないという。
立木の過去が明らかになり、SNS上では「大人に裏切られて、救いをアビゲイル騎士団に求めたのかな」「これは浅野が全部悪いけど、どんどん宗教にのめり込んでいく姿が怖い」「立木さんがアビゲイル騎士団にハマっちゃうのも仕方ない気もする」といった反応が。
立木は自分が元信者であることから、もう連絡はしないと頭を下げて立ち去ろうとする。しかし三馬は、「明日の晩御飯、僕が作りますから、一緒に食べませんか?」と誘い、立木を抱きしめた。三馬の背中に腕をまわした立木は、部屋に飾ってある写真の一枚に目が釘付けになる。それは三馬の父が約30年前に撮影した謎の女性の写真で、立木はその女性を見て不敵な笑みを見せるのだった。
このラストシーンに「立木、マジで何者?」「立木さんの最後の笑み怖いって…」「立木さんまだ秘密があるのね」といった声が挙がっている。