Snow Manの目黒蓮が主演を務めるTBS系連続ドラマ『トリリオンゲーム』（金曜午後10時）の第5話が11日に放送された。今回は、佐野勇斗演じるガクと今田美桜演じる桐姫のデートシーンが話題になっている。

　同作は、「ビッグコミックスペリオール」（小学館）で連載中の同名漫画（原作：稲垣理一郎、作画：池上遼一）が原作。目黒演じる“世界一のワガママ男”のハルこと天王寺陽と、“気弱なパソコンオタク”のガクこと平学（佐野）がゼロから起業し、ハッタリと予測不能な作戦で1兆ドル（トリリオンダラー）を稼いで「この世のすべてを手に入れよう」と成り上がっていく。

（※以下、ドラマの内容に関する記述があります）

　ハルとガク、社長の高橋凜々（福本莉子）は、「株式会社トリリオンゲーム」でソシャゲ開発を行うため、弱小ゲーム会社から桜心護（原嘉孝）らクリエーターを引き抜いた。しかしハルの真の目的は大資本に負けない「メディア帝国」を作ることで、桜たちを資金作りのために利用しただけだった。

　ハルは、日本最大IT企業「ドラゴンバンク」のヒットゲーム「ドラゴン娘」をヒットさせたプロデューサー・“世界の堀本”と共にゲーム開発を行うと発表したが、“世界の堀本”は実在せず、話題作りのためにハルが仕組んだものだった。“世界の堀本”と仕事ができると喜んでいる桜たちを見て、事実を知ったガクは心を痛める。「メディア帝国」を作るために動き始めるハルに複雑な気持ちを抱きながらも、ガクはゲーム開発のために自分ができることを考え始めた。

　桜たちに事実を打ち明けたガクは、「ドラゴン娘」をヒットさせた本当の名プロデューサーにアプローチすると宣言する。しかし何のコネクションもないガクは、ドラゴンバンクのシステムをハッキングし、中枢サーバーから開発者のプロデューサー情報だけを盗み出すことを思いつく。「悪になるんだ、このゲームに勝つために」と自分に言い聞かせるガク。

　しかしハッキングに成功したガクは良心が痛み、罪悪感からデータを盗むことができなかった。それどころか脆弱性（ぜいじゃくせい）のある古いシステムを修正し、アップデートの指示書まで残していた。

　ドラゴンバンクの社長令嬢“桐姫”こと黒龍キリカ（今田）は、ハッカーがガクであることにすぐに気づき、「明日、私とデートしてくださらない？」と電話をかける。突然桐姫とデートすることになったガクは、慣れない状況で服装に悩みながらも準備し、指定された遊園地を訪れる。

　ハッキングのことを詰められると思い緊張するガク。しかし桐姫は普段のクールな印象と違い、満面の笑みで「ガク～！」と手を振りながら現れた。桐姫の“顔パス”で園内に入った2人。桐姫はガクにハッキングの話をすることなく、アトラクションをまわって純粋に遊園地を楽しむ。桐姫の秘書の長瀬忠則（竹財輝之助）も2人の後を無表情ついてまわる。

　このシーンにSNS上では、「キリカ様とガクの楽しそうな遊園地デート！　最高です」「桐姫とガクのデート尊すぎるって」「桐姫のギャップがかわいかった」「桐姫とガクのデート中の長瀬がよかったw」と微笑ましく感じる視聴者が。

　夜になり観覧車に乗った2人。ここで桐姫は初めて、ハッキングについて語り始める。データを盗むことなく、セキュリティーの修正までしたハッカーの狙いを知りたがる桐姫。ガクは自分がハッカーであることは認めず、ハッカーの狙いは「ドラゴン娘の開発者」ではないかと伝えた。観覧車を降りた桐姫は、あっさりと開発者情報をガクに送った。ガクは「ドラゴン娘」をヒットさせたプロデューサー・蛇島透（鈴木浩介）に引き抜きを持ちかけることになった。

　会社の重要事項をガクに教えた桐姫に、SNS上では「え!?　桐姫開発者情報教えたの!?」「どういう意図で教えたの？」と驚きの声が挙がっている。