亀田興毅、和毅との共闘に喜び「3階級制覇目指すのも面白い」 井上尚弥との“夢対決”にも言及

ボクシング興行「3150FIGHT vol.6 ~世界を殴りにいこうか!~」(11日・エディオンアリーナ大阪第1競技場)  亀田興毅ファウンダーが大会を総括した。世界戦が直前で消滅し、メインイベントが日本ランカー対決に。それでもTUBEの前田亘輝によるハーフタイムショーや、セミファイナルのIBF世界バンタム級挑戦者決定戦で西田凌佑が勝利し夢をつなぐなど、見どころは少なくなかった。

亀田興毅【写真:ENCOUNT編集部】
亀田興毅【写真:ENCOUNT編集部】

「3150FIGHT vol.6」を総括

ボクシング興行「3150FIGHT vol.6 ~世界を殴りにいこうか!~」(11日・エディオンアリーナ大阪第1競技場)

 亀田興毅ファウンダーが大会を総括した。世界戦が直前で消滅し、メインイベントが日本ランカー対決に。それでもTUBEの前田亘輝によるハーフタイムショーや、セミファイナルのIBF世界バンタム級挑戦者決定戦で西田凌佑が勝利し世界への切符を手にするなど、見どころは少なくなかった。

 興毅ファウンダーは「世界戦が延期になった中で色々と詰め合わせて豪華な幕ノ内弁当ではないですけど、ちょっとした卵焼きとウインナーと鮭までは行かへんのかな……でもそれくらいにはなってたのかなと。メインが日本ランカー対決の中でいくと、話題も作れましたし、次の興行の発表もできて次につながる興行になったかなと思います」と振り返った。

 10月7日に東京・大田区総合体育館で行われる「3150FIGHT vol.7」では銀次朗、優大の重岡兄弟によるダブル世界統一戦の開催や、亀田3兄弟の末弟・和毅の出場もアナウンスされた。

 久々にタッグを組むことになった和毅はフェザー級へ階級を上げて、3階級制覇を目指すと会場に寄せたビデオメッセージの中で明言。次戦について興毅ファウンダーは「そこ(フェザー級)も含めてマッチメークできればいいかなと思っています。スーパーバンタムでチャンスが巡ってこない中で、フェザー級で3階級制覇を目指すのも面白い。スーパーバンタムでの減量も厳しくなっている。フェザー級というのもノビノビとできるんじゃないかと」と嬉しそうな表情で期待を寄せた。

 また和毅はメッセージの中でフェザー級で王座を戴冠すれば、スーパーバンタム級世界2団体王者“モンスター”井上尚弥との将来的な対戦にも意欲を見せていた。これに、興毅ファウンダーは「(井上は)スーパーバンタム級に上がったばかりで、もしかしたらフェザー級に上がらないかもしれないし、そこはどう考えるのかわからない」と前置きしつつ、「5階級制覇が視野に入るときがくるのかもしれない。和毅がまだチャンピオンにもなっていないので、たらればの話にもなるのですが、タイミングが合えばそういった夢のカードは実現はしないこともないのかなと思います」と言及した。

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