【どうする家康】ムロツヨシ「秀吉怖い」に反応「明日から急に好かれる秀吉やります(笑)」
俳優のムロツヨシが13日、松本潤が主人公・徳川家康を演じるNHKの大河ドラマ『どうする家康』(日曜午後8時)について、自身が演じる羽柴秀吉の魅力などをコメントした。
“ダークピエロ”が天下取ると「怖いですよ…ということを皆さんに」
俳優のムロツヨシが13日、松本潤が主人公・徳川家康を演じるNHKの大河ドラマ『どうする家康』(日曜午後8時)について、自身が演じる羽柴秀吉の魅力などをコメントした。
「今作の秀吉の魅力は、野心だと思います。最初は信長様を助け、信長様の信頼を勝ち取ることが、秀吉の“生き様”だったわけですが、それを全うしようとしていた中、信長様が突然いなくなる。それで秀吉は変わらざるを得なかったといいますか…(信長がいなくなった)現実を受け止めたときに、あらためて自分の野心との向き合い方が変わってきたのかなと思います。“信長様のために何ができるか”という一途な野心から、変化していく。秀吉がどこまで前に出て行くのか…という今後の展開を今撮影しているところです」
秀吉の頭脳や道化ぶりはどうか。
「秀吉は相当頭が良かったし、相当頭の悪いフリをしてきたなと。邪魔な者は敵対し、悪く言えばずるく、よく言えば計算高いことをして、周りが自分に盾つかないようにしたり。盾つく者がいれば、計算ずくで勝てる戦いをする。アホになって、皆の前でわちゃわちゃして、わざと冷静に考えている部分をひた隠している。ばれないようにピエロになる。かっこいいですけど、その道化っぷりは、あまり皆から好かれないピエロで…それがまた面白いなと思っています」
視聴者から「秀吉が一番怖い」という声もある。
「(ネットに)やっぱり書かれているんですか? 明日から急に好かれる秀吉をやりますよ(笑)。エゴサーチはそんなにしませんが、『本当に大嫌い(褒め言葉)』という情報は、入ってくる入ってくる。“ダークピエロ”が天下を取ってごらんなさい、そんな時代怖いですよ…ということを皆さんに見ていただけたらうれしいです。第31回はその始まりの回になったかなと思います」