正式デビューしたn.SSign、リーダーのカズタは新メンバー3人に感心「ビジュアルモンスター!」

ABEMAの日韓合同オーディション番組『青春スター』から誕生し、7人から10人体制になったK-POPグループのn.SSignが9日、アルバム『BIRTH OF COSMO』をリリースして正式デビューした。それに伴い、ENCOUNTがメンバーをインタビュー(ヒョンは体調不良で欠席)。今回の「後編」では、既存メンバーと新メンバー(ロビン、ロレンス、エディ)の関係性、『青春スター』にまつわるエピソードを紹介する。

正式デビューしたn.SSignのメンバー(前列左からヒウォン、ハンジュン、ロビン、ロレンス。後列左からエディ、ジュニョク、カズタ、ソンユン、ドハ)【写真:徳原隆元】
正式デビューしたn.SSignのメンバー(前列左からヒウォン、ハンジュン、ロビン、ロレンス。後列左からエディ、ジュニョク、カズタ、ソンユン、ドハ)【写真:徳原隆元】

メンバーをインタビュー「後編」

 ABEMAの日韓合同オーディション番組『青春スター』から誕生し、7人から10人体制になったK-POPグループのn.SSignが9日、アルバム『BIRTH OF COSMO』をリリースして正式デビューした。それに伴い、ENCOUNTがメンバーをインタビュー(ヒョンは体調不良で欠席)。今回の「後編」では、既存メンバーと新メンバー(ロビン、ロレンス、エディ)の関係性、『青春スター』にまつわるエピソードを紹介する。(取材・文=近藤加奈子)

――エディさんはメンバーの中で唯一『青春スター』出身ではありませんが、番組は見ていましたか。

エディ「はい。特にカズタが出ていたシーンは、『とてもかっこいいな。僕もあんな風にパフォーマンスしないな』という憧れの気持ちを抱きながら見ていました。『青春スター』にはカズタ以外の知っている仲間も出ていたので、それで彼らがどんな風に出るのか気になっていました。みんなのパフォーマンスがすごいので、勉強になりました」

――ロビンさん、ロレンスさんは『青春スター』の出身ですが、番組終了後もメンバーと連絡を取り合っていたましたか。

ロビン「僕とロレンスは準決勝で落ちてしまったんですけど、ファイナルステージも見に行ったし、番組が終わってからもずっとメンバーと連絡を取り合っていました。ずっと彼らを応援していたし、見守っていました」

ロレンス「僕も何人かとは連絡を取り合っていました。ジュニョクとは一緒にヤンコチ(羊肉の串料理)を食べに行ったこともあります。おいしかったです」

ジュニョク「あれは急に決まった約束だったよね。ロレンスは『青春スター』に出ていた時とあまり変わってないと思ったし、その時はこれからグループで合流するなんて想像もしていなかったです。僕的にロレンスはかわいくて、『助けてあげたい』と思える弟のような存在なので、一緒に活動できると聞いた時はうれしかったです」

――ロビンさんは、n.SSignのデビュー前の単独Zeppツアー最終日にも会場に駆けつけていました。ステージを見てどんな感情を抱きましたか。

「『青春スター』のファイナルステージに立っていた7人と、Zeppツアーで見届けた7人はまるで別人でした。そして、僕は『またアイドルをやりたい』という気持ちを取り戻せました。7人が一生懸命パフォーマンスをする姿を目に焼きつけながら、『いつか同じ舞台で共演できたら良いな』と思いました」

――リーダーのカズタさんから見たロビンさん、ロレンスさん、エディさんの印象は。

カズタ「もともとの7人は個性が強いのですが、新メンバー3人も個性が強いですね。ロビンは一番日本語が上手だし、ラッパーのエディは英語がしゃべれます。ロレンスは台湾出身で中国語も話せるし、とにかくビジュアルモンスター! おまけに背まで高い」

ドハ「(日本語で)うらやましい~」

――『青春スター』時代にカズタさん、ジュニョクさん、ロビンさん、ロレンスさんらで披露した『SORRY,SORRY』『MIROTIC』が、ファンの間で好評でした。当時を振り返ってみていかがですか。

カズタ、ジュニョク、ロビン、ロレンス「(声を合わせて)おお~!」

カズタ「確かに今言われて『あの時の4人だ!』と思い出しました(笑)。あの時は、『MIROTIC』が特に大変で身を削るような勢いで練習しました。倒れながらも何とか頑張ったのを覚えています。でも、こうやって一緒にデビューすることになって本当に良かったなと思います」

ジュニョク「あれは僕らにとっても忘れられないステージでした。それが好評だったことで、その後のライブでは『SORRY,SORRY』『MIROTIC』をリニューアルして、パフォーマンスすることができました」

――当時の裏話を教えてください。

ジュニョク「エピソードはいろいろありますけど、『MIROTIC』では僕だけが韓国人だったんです。だから、コミュニケーションをとる際に少なからず大変さを感じる部分はありましたけど、そういった言語の壁もみんなで乗り越えることができたのでうれしかったです。けど、僕以外の外国人メンバーの方が異国の地でもっと大変だっただろうなと思います」

――皆さんで会話する時の言語は。

一同「韓国語です」

ヒウォン「エディとロビンの2人の会話は英語ですよ」

――メンバー全員のグループチャットはありますか。

一同「あります! 韓国語で話します」

カズタ「いつもはみんな韓国語なんですけど、僕はたまに『はい』とか『ね!』とか日本語で送っちゃう時があります(笑)」

ヒウォン「あるある(笑)」

――メンバーで一番返信が速いのは。

(ヒウォンが挙手して全員がうなずく)
ヒウォン「通知マークがついているのがあまり好きじゃないんです。すぐ返したくなります」

――反対にメンバーで一番返信が遅いのは。

(全員に顔を向けられてジュニョクが目を逸らす)
ジュニョク「(日本語で)多分、僕です(笑)」

――ジュニョクさんは返信の際は長めに書くタイプですか。それとも、スタンプなどで短く返すタイプですか。

ジュニョク「簡潔にスタンプです!」

――予想通りです(笑)。

一同「(大笑い)」

――デビューまであと少しです。今、どんな気持ちでしょうか。

カズタ、ヒウォン「(日本語で)緊張、緊張」

ロビン「ドキドキ」

ソンユン「僕は早く見せたいです」

ドハ「イケてる10人を早く世に知らせたいです」

ジュニョク「早くファンに見せてあげたいです」

ハンジュン「僕も」

エディ「(ポーズを決めて日本語で)かっこいい」

ヒウォン「(日本語で)緊張してますけど、早くやりたいです」

ロレンス「緊張してるし、楽しみだし、早く見せたいです」

――「パフォーマンスに自信がある」ということでよろしいですか。

一同「(うなずいて)はい」

カズタ「皆さん、期待していてくださいね」

□n.SSign(エヌサイン)。2022年、ABEMAで放送された日韓合同オーディション番組『青春スター』(ABEMA)から誕生したグルーバルボーイズグループ。今年の8月9日にアルバム『BIRTH OF COSMO』で正式デビュー。メンバーはリーダーのカズタ(日本)、ヒョン(韓国)、ジュニョク(韓国)、ドハ(韓国)、ソンユン(韓国)、ハンジュン(韓国)、ヒウォン(韓国)、ロビン(オーストラリア)、ロレンス(台湾)、エディ(米国)の10人。9月4日にグランキューブ大阪(大阪国際会議場)、同月7日に東京・豊洲PITでファンミーティング、11月11日からは4回に渡って東京・有明アリーナで公演を開催する。

次のページへ (2/2) 【写真】n.SSignメンバーのソロショット
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