【3150FIGHT】セット破壊の因縁再び、また乱闘寸前に「逃げんなよ!」「正々堂々やろうや」

ボクシング興行「3150FIGHT vol.6 ~世界を殴りにいこうか!~」(11日・エディオンアリーナ大阪第1競技場)の前日計量および記者会見が10日、大阪市内のホテルで行われ、元世界3階級王者の亀田興毅3150FIGHTファウンダーらが出席した。メインイベントに昇格となった、日本スーパーバンタム級4位・中川麦茶(一力)と亀田3兄弟のいとこで日本フェザー級8位・亀田京之介(ハラダ)は共に計量をクリア。早速、舌戦を展開した。

フェイスオフでバチバチのやり合いを見せた中川麦茶(左)、亀田京之介【写真:ENCOUNT編集部】
フェイスオフでバチバチのやり合いを見せた中川麦茶(左)、亀田京之介【写真:ENCOUNT編集部】

「3150FIGHT vol.6 ~世界を殴りにいこうか!~」前日計量

 ボクシング興行「3150FIGHT vol.6 ~世界を殴りにいこうか!~」(11日・エディオンアリーナ大阪第1競技場)の前日計量および記者会見が10日、大阪市内のホテルで行われ、元世界3階級王者の亀田興毅3150FIGHTファウンダーらが出席した。メインイベントに昇格となった、日本スーパーバンタム級4位・中川麦茶(一力)と亀田3兄弟のいとこで日本フェザー級8位・亀田京之介(ハラダ)は共に計量をクリア。早速、舌戦を展開した。

 世界戦が消滅した関係もあり、中川―亀田の56キロ契約マッチがメインイベントとなった。先月12日には異例のケージ越しでのフェイスオフを行い、セットが破壊されるほどの大乱闘に発展した。

 SNSでもののしり合う2人は、この日もフェイスオフで額をくっつけにらみ合い、すぐに屈強な関係者が止めに入る事態に。

 殺伐とした雰囲気の中で、京之介が「最高のドつきあいして会場を盛り上げたいと思っています。絶対逃げんなよ!」と先制“口撃”すれば、中川は余裕の表情で「あいつも嫌いやと思うんですけど、オレもあいつ大嫌いなんで、明日はバチバチのドつきあいになるんじゃないですかね」と返した。

 このまま終わるかと思いきや、会見の最後にマイクを握った中川。「明日はオレは正々堂々やりたい。バンテージの立ち合いをお願いします。試合終わったら即回収で」と揺さぶると、京之介も「全然ええけど。お前は女みたいなこと言うな。お前が好きなやつ(バンテージ)持ってこいや」とイライラを募らせた。

 中川は「オレは反則しませんよ。とりあえず正々堂々とやろうや」と最後まで余裕を見せ、会見場を後にしていた。

 当日の全カードは以下の通り。

第1試合 ウィーラナット・クイウォンターン(タイ)―:政所椋(KWORLD3)
第2試合 岡本 恭佑(HKスポーツ)―藤崎美樹(KWORLD3)
第3試合 加藤亜礼史(折尾)―福重浩輝(KWORLD3)
第4試合 福永宇宙(黒潮)―村井貴裕(名古屋大橋)
第5試合 長濱陸(石田)―ファン・カルロス・トーレス(プエルトリコ)
第6試合 但馬ミツロ(KWORLD3)―ナコンチャイ・パンテーン(タイ)
第7試合 西田凌佑(六島)―クリスチャン・メディーナ(メキシコ)
第8試合 中川麦茶(一力)―亀田京之介(ハラダ)

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