ROLAND、6000万円つぎ込んだ事業から撤退 「残念な言い訳」続ける社長に怒りと呆れ

ホストで実業家のROLANDが9日までに自身のYouTubeチャンネルを更新。海外1号店の候補だった脱毛サロンのマレーシア事業からの撤退を報告している。

ROLAND【写真:ENCOUNT編集部】
ROLAND【写真:ENCOUNT編集部】

平日の日中とはいえほとんど人がいないモール

 ホストで実業家のROLANDが9日までに自身のYouTubeチャンネルを更新。海外1号店の候補だった脱毛サロンのマレーシア事業からの撤退を報告している。

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 いつも爽やかな笑顔でポジティブなROLANDだが、今回の映像ではまさかのため息スタート。自身がマレーシアに出店する脱毛サロンの工事などを確認しに現地を訪れたが、「こんなに暗い気持ちで来たのは正直始めて」とネガティブな発言をしていた。

 5月にマレーシアにオープン予定だった脱毛サロンがいまだに開店していないという。出店予定だった場所はマレーシアにいながら日本を感じられる『オールジャパン』をコンセプトとした「J Value Mall」。平日の午後3時、実際に訪れてみると活気がない。テナント名が書いてあるはずの案内板もほとんどが空き状態だった。

 日本でもおなじみの「業務スーパー」も入っているが、ROLANDは「スタッフの方が多いよ」と苦笑いしていた。両替場もやっていない。肌感覚だと「2か月前よりも悪化」していた。

 オープンまでには、モール自体にかなりの集客が見込めるという説明を受けていたというROLANDだが、現在の状況に不安は隠せない。脱毛サロン自体の内装工事は順調に進んでいる。かかった費用は工事費に約4000万円、保証金を含めると6000万円だったという。

 今回はモールを運営する社長に話を聞く流れになっていった。

 30年以上マレーシアで暮らしているという日本人社長は1日に100万台の車が通る幹線道路沿いという立地をアピ―ルする。するとROLANDがさっそく「日本の企業を誘致されているじゃないですか。結局、ふたを開けてみたらテナントが入られていない。オープンめどだったりとか、最初に聞いていた話だと、これくらいの時期でにぎわっているのではないかという感覚で僕らもいた。その辺はどういう説明をしていただけるのか」と質問した。経営者としての顔になる。

 さらにモールの客の少なさも指摘したが、社長の回答は「集客はコンテンツと内容次第」という説明で、現在人が少ないのはすでに入っているテナントの「企業努力」の問題もあるとしていた。その上で「自信」を口にしていた。

 この映像に視聴者からは「残念な言い訳」「このチャンネルは経営の厳しさをも教えてくれる」「これは、ダメだ」「これは断念して正解やと思う」「よくブチギレませんでしたね」「ご英断だと思う」「損切りの大切さが良くわかる」などのコメントが寄せられている。

次のページへ (2/3) 【動画】出展予定だったマレーシアのショッピングモール
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