紗倉まな、今後の小説の構想明かす 女性の“肉体改造”に興味「いつか書いてみたい」
女優、作家などマルチに活躍する紗倉まなが8日、都内で行われた恋愛小説集『ごっこ』(講談社)の刊行記念トークショーに漫画家のいつまちゃん氏とともに出席。イベント前に行われた囲み取材に応じた。
『最低。』に続く映像化へ「お声がけいただけることも多くて」
女優、作家などマルチに活躍する紗倉まなが8日、都内で行われた恋愛小説集『ごっこ』(講談社)の刊行記念トークショーに漫画家のいつまちゃん氏とともに出席。イベント前に行われた囲み取材に応じた。
初めて書き下ろした小説『最低。』が映画化され、前作『春、死なん』は野間文芸新人賞候補作となったが、曖昧な関係に振り回される女たちの不器用な恋を描いた同小説集も映像化や賞の受賞などを期待しているか尋ねられた紗倉は「私がそんな欲を出すと醜すぎるのであまり出せないんですけど(笑)、ただ『ごっこ』は映像的に見える部分があるねってお声がけいただけることも多くて、そういった別の形でも『ごっこ』を見てみたいなという思いはあります」と期待を寄せ、「とにかくいろんな人に作品を読んでもらいたいという思いと、私は本屋さんに行くのが好きなんですけど、自分の本が置いてないとすごく悲しい気持ちになるので、いろんな本屋さんに置いてもらえるきっかけとなる何かがあれば嬉しいなという思いはあります」と願望を吐露した。
また、今後、描いてみたいテーマを聞かれると「私は体のことについて書くことが好きな分野でもあったので、女性が肉体を改造していく話とか、美醜にとらわれて生きやすさと生きづらさを両方得ている方ってけっこういるなと感じていて、最近は整形とかに対しても化粧をするような感覚で施したりする“流行り”みたいなものに対して、私もいつか書いてみたいなという思いがあって、今後、どこかで自分の出力がちゃんと養えたら描いてみたいなと思っています」と目を輝かせた。