23歳・中田青渚、女子高生役に「大丈夫かな」 役作りは妹の力借りて「原始的な方法で」
俳優の中田青渚が1日からスタートしたフジテレビ系『僕たちの校内放送』(火曜深夜24時25分)に出演中だ。学校の校内放送をテーマに描かれた“校内放送青春群像劇”。中田はとがった性格の謎多き女子高生を演じているが、自身との共通点などはあるのだろうか。取材会で自身の学生時代などを振り返った。
『僕たちの校内放送』は“校内放送青春群像劇”
俳優の中田青渚が1日からスタートしたフジテレビ系『僕たちの校内放送』(火曜深夜24時25分)に出演中だ。学校の校内放送をテーマに描かれた“校内放送青春群像劇”。中田はとがった性格の謎多き女子高生を演じているが、自身との共通点などはあるのだろうか。取材会で自身の学生時代などを振り返った。
同ドラマは、引っ込み思案で学校でも目立たない存在の放送部員・今野浩哉(こんの・ひろや=木戸大聖)が、ひょんなことから仲間となる同級生たちとラジオを意識した番組で校内放送を盛り上げていく友情・青春・ラジオが詰まった青春ドラマの要素が詰まった完全オリジナルストーリー。今野の相方となる大城健太(おおしろ・けんた)を前田旺志郎、中田は藤原瑞輝(ふじわら・みずき)を務める。
――出演オファーをされた際の感想をお聞かせ下さい。
「放送部のお話ということで、あまり見たことがなかったテーマなので、青春感あふれる爽やかな作品になりそうで楽しみでした。私が演じるのは、クラスでわちゃわちゃしている人たちを少しななめから見ているような、一匹狼タイプの女の子。放送部の3人が各々自分の殻を破って成長していくような物語になっています」
――台本を読まれた感想を教えて下さい。
「(登場人物たちが)すごいしゃべっているなと。ラジオをやっている物語なので、私自身の役はそんなにセリフが多いわけではないのですが、2人(木戸と前田)の掛け合いがすごく多くて。読み合わせするまではどういう風になるのかドキドキしていました。前田さんと木戸さんはすごく気が合うみたいで、撮影の休憩中もずっと2人で話しているくらい和気あいあいしている現場です。私も一緒に話していることも多いです」
――中田さんは23歳ですが、高校生を演じた感想をお教え下さい。
「大丈夫かなというのはあるのですが、木戸さん方が年上(26歳)なので安心している部分はあります(笑)。みんな現役ではないので安心しながら撮影している部分はありますね」
――ラジオはプライベートでも聞かれますか。
「私はあまり聞いてこなかったのですが、別の作品でラジオ好きの役を演じてそのときに少し聞いていたくらいでした。今回演じるにあたっては『ラジオってどういうものなんだろう?』と調べることが多かったです。構成作家がいらっしゃるなど台本にも書かれているような基本的なことを学びました」
――役柄との意外な共通点はありますか。
「私も高校生のときは友達がすごく多かった方ではないので、そこはなんとなく似ているなと思います。でも一匹狼で凜(りん)としているタイプでもなかったので、演じるときはハキハキと少し声を低めに出すように意識しています。自宅で練習するときには、一緒に住んでいる妹に『これ低い?』と原始的な方法で練習していました(笑)」
――瑞輝で好きな部分はありますか。
「瑞輝はツンデレな部分もあり、感情を素直に出せないけど、うれしい気持ちがあふれてしまうみたいなシーンがけっこうあるので、そういった憎めないところはかわいいなと思います。私にはそういう部分はなく、感情が全部顔に出てしまうタイプです(笑)」
――“オタク女子”という役柄ですが、中田さんに“オタク”な部分はありますか。
「これが好きだというのはないのですが、その時々でハマったものに1本集中みたいになることはあるので気質は似ている部分があると思います。最近あまりできていないのですが、昨年の冬から編み物にハマっていてかぎ針で帽子や鞄など作っています」
――学生時代に打ち込んだことは教えてください。
「中学生のときは陸上部で1500メートルの中長距離をやっていたのですが、打ち込んでいたというよりは先生の目を盗んで鬼ごっこをして遊んだりしていた部員でした。一応頑張って走っていたのですが、遊んだりもしていましたね。走るのはしんどくてつらいです(笑)。自分で競技は選んだのですが、『ヨーイドン』のスタートダッシュが苦手で短距離だと巻き返しができないので、後半でどうにかできそうな長距離を選びました」
――高校時代の思い出を教えてください。
「高校では放課後に机を囲んで人狼ゲームなどで遊んでいたのが楽しかったです。部活に入っていなかったので、放課後に友達と遊びに行っていました」
――芸能活動との両立は大変でしたか。
「マネージャーさんがいろいろサポートをしてくれたおかげで何とか乗り切れました。大学にも進学したのですが、大学時代の方が両立するのに苦労しました」
――視聴者の方へメッセージをお願いします。
「放送部というと体育会系の部活よりも熱く感じないと思われるかもしれませんが、青春感のたっぷり詰まった夏にぴったりな作品になっているので、楽しみにご覧いただきたいです!」