【エール】甲子園中止の翌朝… 甲子園目指した団長の説得に裕一は

NHK連続テレビ小説「エール」の第39回が21日に放送された。裕一(窪田正孝)を残し、音(二階堂ふみ)は書き置きを残して豊橋に帰ってしまう。音は実家で姉・吟(松井玲奈)の婚約者・鏑木(奥野瑛太)に裕一について相談をする。「軍人が命をかけて戦えるのは誰かのため。裕一さんはどうなのか」と言われた音は、東京に戻ると早大応援団長の田中(三浦貴大)に対して、裕一を再度説得するように頼み込む。

今も昔も、甲子園は球児の夢【写真:インスタグラム(@nhk_yell)より】
今も昔も、甲子園は球児の夢【写真:インスタグラム(@nhk_yell)より】

「紺碧の空」は完成するのか?裕一の心を動かしたのは…

 NHK連続テレビ小説「エール」の第39回が21日に放送された。裕一(窪田正孝)を残し、音(二階堂ふみ)は書き置きを残して豊橋に帰ってしまう。音は実家で姉・吟(松井玲奈)の婚約者・鏑木(奥野瑛太)に裕一について相談をする。「軍人が命をかけて戦えるのは誰かのため。裕一さんはどうなのか」と言われた音は、東京に戻ると早大応援団長の田中(三浦貴大)に対して、裕一を再度説得するように頼み込む。

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 裕一の元にやってきた田中は、自らが応援団にかける思いを吐露する。怪我をきっかけに野球を諦めざるを得なくなった幼なじみに「早稲田を勝たせてほしい。それが一番の楽しみ」と思いを託されていた。

 さらに、当時国民的関心事だった早慶戦をラジオで聴取していた田中は、「野球を頑張っている人のラジオを聞いて頑張れる人がいる。頑張ることはつながる」と気付く。野球の技量では早大の勝利に貢献できないと考えた田中は、応援団に入ることを決意。しかし、早大を勝たせることができず、ふがいなさを感じていたのだ。田中の思いを受け止めた裕一は、応援歌の制作を再び引き受け、今でも歌い継がれる名曲「紺碧の空」が誕生することになる。

 「いくぞ、甲子園!」というボールを握りしめ、夢舞台を目指していた田中たち。偶然にも、放送前日の20日に日本高等学校野球連盟が新型コロナウイルスの完成拡大の影響を受け今年の夏の甲子園の中止を発表したばかり。視聴者からは「団長の話、心に刺さる」「翌朝に甲子園目指していた団長の話。胸が締め付けられそうでした」「なんで今日なんだろうと思って涙が止まらない」とSNSに書き込みが相次いでいた。

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