Kis-My-Ft2の玉森裕太が5日、都内で行われたディズニー＆ピクサー最新作『マイ・エレメント』の公開記念舞台あいさつに出席した。

　映画の内容にかけ「人生を変えた宝物のような出来事」を聞かれた玉森は、学生時代のエピソードを披露した。「学生時代の先生に授業中寝てしまっても、絶対怒らない先生がいた。気持ち悪くて『なんで？』と聞いたら、『寝たければ寝ればいい。お前は寝ているけどみんなは頑張っている。そこで差が出て後悔するのはお前だぞ』って言われた」と振り返った。

　続けて、「その先生は言葉多く言わないけど、“雰囲気で察しろ、後悔しちゃうぞ”みたいな。あとで気付いて後悔するということを教えてもらったのが学生の頃だった。僕の中で大事にしようと思いました」と紹介した。

　火・水・土・風などのエレメント（元素）たちが暮らす世界を舞台にした物語。玉森は、涙もろくて心やさしい“水”の青年・ウェイドの日本語吹き替えを担当した。

　きのう4日に封切られた本作。玉森は映画のグッズを身に着けて、映画へ足を運んだという。「小さいお子さんや大人の方もたくさんいた。終わった後、小さいお子さんが『楽しかった』と言っていて、直に感想を聞けることができたのですごくうれしかった。上映後は普通に会話が聞こえてきたので『なるほど』って思いましたね」とほほ笑んだ。

　アツくなりやすくて家族思いの“火”の女の子・エンバーを演じた川口は、「友達が1人で映画館に行って『うるっとしてしまった』と言っていました。作品が届いているなって実感しました。映画にはいいデトックス効果があると思います」とアピールした。

　舞台あいさつにはそのほか、物語のカギを握る“風”のゲイル役を担当したMEGUMIも参加した。