『メタルギア』印象的なアクション&セリフ3選 思わずマネしたくなる魅力がたくさん
『メタルギア』シリーズは1987年にMSX(パソコン用共通規格の1つ)用のゲームソフトとして、コナミから第1作が発売された。以降シリーズ展開され、今なお世界中の人々から支持されているゲームだ。従来のアクションゲームとは異なり、敵兵から身を隠して任務を遂行する「ステルスゲーム」としても名高い。そして同シリーズでは、主人公・スネークのアクションや名セリフも見どころの1つだ。そこで今回は、『メタルギア』でマネしたくなるアクションやセリフをいくつか紹介しよう。
“ステルスゲーム”としても人気の『メタルギア』
『メタルギア』シリーズは1987年にMSX(パソコン用共通規格の1つ)用のゲームソフトとして、コナミから第1作が発売された。以降シリーズ展開され、今なお世界中の人々から支持されているゲームだ。従来のアクションゲームとは異なり、敵兵から身を隠して任務を遂行する「ステルスゲーム」としても名高い。そして同シリーズでは、主人公・スネークのアクションや名セリフも見どころの1つだ。そこで今回は、『メタルギア』でマネしたくなるアクションやセリフをいくつか紹介しよう。
まず紹介するのは、『メタルギア』シリーズの代名詞と言ってもいい「段ボール」だ。ステルスゲームの本作品において、敵兵から身を隠す必須アイテムである。スネーク自身も段ボールに愛着を持っており、『メタルギアソリッド2 SONS OF LIBERTY』プラント編では、本作のもう1人の主人公・雷電との無線で、段ボールに対しての深い愛情を感じるやりとりがあるほど。段ボールは主に、敵兵に見つかった際の逃走時や、通過したい場所に敵兵がいるときに使用する。段ボールの中に入って身を隠しながら移動したり、敵兵の目を欺いたりする上で欠かせないアイテムだ。
段ボールに身を隠しながら行動すると、敵兵にバレるのではないかと緊張感が増す。このスリルが『メタルギア』シリーズの醍醐味の1つと言ってもいいだろう。ネット上でも「私も入ってみたい」との声のほか、自ら実際にやってみた様子を披露する投稿も見られ、スネークのように段ボールに入って息をひそめてみたくなるファンも少なくないようだ。
敵から身を隠す方法としては、段ボールのほかに「ロッカーに隠れる」というアクションもある。敵兵に見つかり追撃からなかなか逃げられないときなど、ロッカーに入って身を潜め、敵兵の警戒を解くことができる。この方法もまた、段ボールで身を隠しているときのように緊張感があり、敵兵の警戒が解けるまで手に汗握るスリルを味わえる。ツイッター上でも「ロッカーを置いてメタルギアごっこしたい」「ロッカーに入って背後を取られた」などの投稿が見られ、現実の世界でも思わずマネしたくなるアクションの1つだ。
『メタルギア』シリーズには、まだまだマネしたくなるものがある。スネークの名ゼリフである「待たせたな」という言葉だ。『メタルギアソリッドV グラウンド・ゼロズ』ではCMにも起用された言葉で、熱心なメタルギアファンからは、シリーズを通して登場する「待たせたな」というセリフだけを集めたYouTube動画がアップされているほど、有名なセリフだ。スネーク役の声優・大塚明夫の耳心地の良い低いトーンが、このセリフをさらに際立たせている。シンプルかつ語呂がいいこのセリフは、ネット上で「実際に使ったら遅いと言われた」「遅刻したけど、待たせたなを使ったら許された」などのコメントが見られ、使い方は難しいが思わず使ってみたくなるセリフのようだ。
そのほかにも、本作には「いいか、言葉を信じるな。言葉の持つ意味を信じるんだ」「信じるものは自分で探せ。そして次の世代に伝えるんだ」など心に響く名言が多く存在する。中には、職場の後輩などに人生のアドバイスとしてマネして使いたくなるセリフもある。
『メタルギア』シリーズはストーリーの良さだけでなく、ゲーム性においても奥が深く、長い間魅力を堪能できる作品だ。記事で紹介したもの以外でも、まだまだマネしたくなるものがあるため、それらを踏まえてゲームをプレイするのも面白いかもしれない。