【どうする家康】鳴海唯、初大河で山田裕貴の娘役「うれしくてワクワクが止まりません」

NHKは3日、大河ドラマ『どうする家康』(日曜午後8時)に俳優・鳴海唯が出演し、稲を演じると発表した。鳴海は大河初出演。演じる稲は、本多忠勝(山田裕貴)の娘。父に似て頑固な胆の据わった女性。徳川にとって、常に火種である真田との関係を取り持つため、真田昌幸(佐藤浩市)の嫡男・信幸(吉村界人)に嫁ぐ話が持ち上がる設定。

鳴海唯
鳴海唯

忠勝の気骨を受け継ぐ本多家の娘

 NHKは3日、大河ドラマ『どうする家康』(日曜午後8時)に俳優・鳴海唯が出演し、稲を演じると発表した。鳴海は大河初出演。演じる稲は、本多忠勝(山田裕貴)の娘。父に似て頑固な胆の据わった女性。徳川にとって、常に火種である真田との関係を取り持つため、真田昌幸(佐藤浩市)の嫡男・信幸(吉村界人)に嫁ぐ話が持ち上がる設定。

 鳴海は、演じる人物の印象についてコメント。

「出演が決まった時は、本当にうれしく、徳川家の一員として出演させていただけることに身の引き締まる思いでした。稲は徳川四天王とまで言われた本多忠勝を父に持つ女性で、その血を存分に引き継いだ、勇敢で信念のある女性という印象。真田家に嫁ぐという決心に至るまでの葛藤や父への想いなど、父の背中を見て育ってきたからこその表現ができたらと思いました。また、稲の少女ならではのわがままな部分やお茶目な部分も描かれているので、そういったところも意識しながら、少女から一人の女性として成長する様子を丁寧に演じようと思いました」

 これまで大河に持っていた印象も明かした。

「俳優であれば誰もが憧れる大舞台で、老若男女問わず長年愛され続けているドラマという印象です。『軍師官兵衛』は、小さい頃父と一緒に見た、最初の大河ドラマでした。とても印象に残っています」

 大河初出演の心境にも言及。

「大河ドラマへの出演も初めてですが、時代劇の出演も初めてだったので、とても緊張しました。所作、言葉遣い、髪型など、どれをとっても新鮮で刺激的でした。昔の時代の言葉に憧れがあったので、自分のセリフを見た時、うれしくてワクワクが止まりませんでした」

 父・忠勝役の山田裕貴とは朝ドラ『なつぞら』でも共演している。印象はどうか。

「『なつぞら』では義理の兄と妹という関係性で、同じシーンが少なかったので今回親子役としてあらためてご一緒させていただけて光栄でした。山田さんの父としての佇まいが素晴らしくて自然と作中では描かれていない、父と娘の時間を想像することができました」

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