田中麗奈、戦争孤児描くドラマで子役の姿に感動「すごみを感じました」「力強かった」

俳優の田中麗奈が2日、都内のNHKで、出演するドラマ『軍港の子 よこすかクリーニング1946』(10日午後10時)の会見に出席した。物語は戦後の横須賀を舞台に、時に犯罪に手を染めることもあった戦争孤児たちがクリーニングの仕事に出会い、必死に生き抜こうとする姿を描く。小林優仁が主人公の戦争孤児・小川今日一を演じ、田中は今日一の母を演じる。

イベントに登壇した田中麗奈【写真:(C)NHK】
イベントに登壇した田中麗奈【写真:(C)NHK】

NHK『軍港の子 よこすかクリーニング1946』10日午後10時放送

 俳優の田中麗奈が2日、都内のNHKで、出演するドラマ『軍港の子 よこすかクリーニング1946』(10日午後10時)の会見に出席した。物語は戦後の横須賀を舞台に、時に犯罪に手を染めることもあった戦争孤児たちがクリーニングの仕事に出会い、必死に生き抜こうとする姿を描く。小林優仁が主人公の戦争孤児・小川今日一を演じ、田中は今日一の母を演じる。

 田中は「子どもたちみんなの目の強さ、食べるために闘っている力強さ、家族を失ったな悲しみなど、現代の子どもたちとは違う目を持って演じる姿が素晴らしかったです。力強かったです」とあいさつした。

 また「子どもたちのすごみを感じました。戦争で失った心の豊かさ、悲しさ、人に優しくする余裕がなかったり、心も飢えているような……。戦争はいかんというのを子どもからも、大人の役者さんからもすごく感じました。家族で見られる作品だと思いました。戦争について家族で話しあったり、共通認識としてすることがなくなってくるかもしれませんので、こういう映像を残して話し合い、同じ映像を見て心を痛めることが大切」と語った。

 会見には小林のほか共演の髙橋來、村山輝星、原田琥之佑も出席した。

※高橋來の「高」の正式表記ははしごだか

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