俳優の橋本環奈が31日、都内で行われた映画『禁じられた遊び』（9月8日公開）の完成披露イベントに、ダブル主演の重岡大毅（ジャニーズWEST）、共演の堀田真由、倉悠貴、正垣湊都、猪塚健太、長谷川忍（シソンヌ）、メガホンをとった中田秀夫監督とともに出席した。

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　第4回「本のサナギ賞」大賞を受賞した清水カルマの人気ホラー小説を実写映画化した本作。映像ディレクターの倉沢比呂子（橋本）は、元同僚・伊原直人（重岡）の家で庭の盛り土に向かい「エロイムエッサイム」と唱え続ける直人の息子・春翔を目撃する。その言葉は直人が冗談のつもりで教えたものだったが、この出来事を機に倉沢と伊原の周囲で異常な現象が続発する……。

　本作で霊能者・大門謙信役を演じる長谷川は「普段はお笑い芸人なんかをやっているんですけど、今日は役者として来ているのですみません。声もあまり大きくできないですけど」と声のトーンを下げてあいさつし、重岡が「声ちっちゃ！」と突っ込むと、長谷川は「ごめんなさい。そんな西の感じで来られても」と困惑し、会場の笑いを誘った。続けて、長谷川は「作品として非常に大切にしていますし、簡単に言うとこの物語は7つの玉を集めて願い事をかなえる……」と冗談を言い、そんな長谷川のあいさつを聞いた感想を求められた橋本は「特に感想はないです」と塩対応で返した。

　また、本作のホラーアイコンである美雪がもし現実世界に現れたら、どう対処するか質問された長谷川は「まずは落ち着けと。リビングに通して温かい飲み物を出しまして、落ち着いたなってところで『美雪ちゃんどうした？』と……あっ、ちょっとやり直します」と会場の空気を察して慌て、橋本は「全然面白くない」と一蹴して笑わせた。

　その後も場を盛り上げた長谷川だったが、重岡が「長谷川さん、さっき裏で『舞台やってきたのでめちゃめちゃ温まっています』って言ってました」と暴露すると、「なんで言うのよ。その割にはウケてないしさ」と嘆き、橋本は「結構スベってますよ」とチクリ。さらに、重岡が長谷川のスベった話を蒸し返すと、橋本も「絶対ネットニュースとかに使われない」と追い打ちをかけて、長谷川をへこませた。