大泉洋、休暇に大谷翔平を現地観戦「遠くから“こんにちは”してきました」

俳優の大泉洋が31日、丸の内ピカデリーで行われた主演映画『こんにちは、母さん』完成披露試写会に浴衣姿で登壇。休暇で米国・ロサンゼルスに行き、メジャーリーグ・エンゼルスの大谷翔平選手の試合を観戦したことを明かしていた。

完成披露試写会に登壇した大泉洋【写真:ENCOUNT編集部】
完成披露試写会に登壇した大泉洋【写真:ENCOUNT編集部】

ストーリーには“疑問”「僕が吉永さんの息子で僕の子どもが芽郁ちゃんというのは…」

 俳優の大泉洋が31日、丸の内ピカデリーで行われた主演映画『こんにちは、母さん』完成披露試写会に浴衣姿で登壇。休暇で米国・ロサンゼルスに行き、メジャーリーグ・エンゼルスの大谷翔平選手の試合を観戦したことを明かしていた。

 作品のタイトルにちなんで「最近こんにちはしたこと」を聞かれた登壇者たち。大泉は「難しいな……と顔をしかめつつ、最初は『こんにちは』と言えば、パンツから……」と言いかけてから「いや、こんなコメントはダメだ」と思いとどまり、考え直す。

 ようやく思いついたように「この間、休暇でロサンゼルスに行ったんです」と語り出すと「エンゼルスの試合を観戦して、大谷翔平くんに遠くから『こんにちは』してきました」とエピソードを披露していた。

 大泉は本作で、吉永小百合演じる福江の息子、永野芽郁演じる舞の父親・昭夫を演じる。大泉は「吉永さんから芽郁ちゃんは分かるのですが、僕が吉永さんの息子で、僕の子どもが芽郁ちゃんというのは……」と苦笑いを浮かべると「映画では“突然変異”という形で処理されていますが、でも作品で吉永さんを見ると、親子にしか見えません」と説得力ある映像になっていることに太鼓判を押していた。

 劇中、福江はある男性に恋をする。大泉はその行為を否定するが、「僕の母親は86歳なので、劇中のようにもし早くに夫を亡くしているなら、もしそういう人ができたら喜ぶと思うのですが、吉永さんのように美しい母親だったら、自分の母親としていてほしいと思って、嫉妬してしまうかも」と映画の解釈を述べていた。

 山田洋次監督90本目となる本作は、いつの時代になっても変わらない親子の絆を描いた物語。大会社の人事部長として日々神経をすり減らし、家では妻との離婚問題、大学生になった娘(永野)との関係に頭を悩ませる神崎昭夫(大泉)は、久しぶりに母・福江(吉永)が暮らす東京下町の実家に戻ると、母の様子がおかしい……。

 舞台あいさつには、吉永、永野、宮藤官九郎、田中泯、山田監督も登壇した。

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