綾瀬はるか、ウクライナ避難民に聞いた戦争の現実「突然平和な日常が奪われてしまう」

俳優の綾瀬はるかが8月14日午後11時から放送のTBS系報道番組『news23』に出演することが31日、分かった。特別企画“綾瀬はるか「戦争」を聞く”を放送する。

綾瀬はるかが『news23』に出演する【写真:(C)TBS】
綾瀬はるかが『news23』に出演する【写真:(C)TBS】

8月14日放送の『news23』に出演

 俳優の綾瀬はるかが8月14日午後11時から放送のTBS系報道番組『news23』に出演することが31日、分かった。特別企画“綾瀬はるか「戦争」を聞く”を放送する。

 2010年から毎年『news23』の特別企画として戦争体験者の声に耳を傾けてきた綾瀬。これまでは「過去の戦争体験」を聞くことが多かったが、今年は、現在も続くウクライナ戦争にフォーカス。戦禍を逃れ日本に避難してきた人たちから、故郷で今も続く戦争の現実を聞いた。

 22年2月にロシアがウクライナに軍事侵攻を開始し、まもなく1年半。戦争が終わる見通しは全く立っていない。戦禍を逃れようと多くのひとが祖国のウクライナを離れ、日本にも2400人以上が避難してきている。綾瀬は、日本で暮らす避難民を支援するウクライナ避難民の交流センターを訪ねた。

 ロシア軍が多数の民間人を虐殺した街「ブチャ」のすぐ近くから逃れてきたガンナさんは、ロシア軍が押し寄せた当時の状況を撮影していた。「見つかれば殺される」当時の恐怖を生々しく証言する。

 綾瀬は「平和な日本で、何気なく耳にする音も戦禍を経験された方々には強い不安や恐怖を感じる音になります。ある日突然平和な日常が奪われてしまうこと、耳を傾けていただいて、想像するきっかけになることを願っています」とコメントした。

次のページへ (2/2) 【写真】交流センターで避難民の声を真剣な表情で聞く綾瀬はるか
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