テレ朝定年退職の玉川徹氏、8月1日からはフリー 嘱託は選択せず、他局番組に出演可能
テレビ朝日系情報番組『羽鳥慎一モーニングショー』(月~金曜午前8時)でレギュラーコメンテーターを務める玉川徹氏が、8月1日からはフリーとして活動することが31日、分かった。テレビ朝日広報部はENCOUNTの取材に「退職になります」と回答し、同社には嘱託としても残らないことを明言した。同社では60歳になった月の月末が定年退職日で、65歳までは雇用延長で嘱託としての勤務は可能。しかし、玉川氏はフリーを選択し、今後は他局番組の出演も可能な立場になった。
『モーニングショー』には“元社員”で出演
テレビ朝日系情報番組『羽鳥慎一モーニングショー』(月~金曜午前8時)でレギュラーコメンテーターを務める玉川徹氏が、8月1日からはフリーとして活動することが31日、分かった。テレビ朝日広報部はENCOUNTの取材に「退職になります」と回答し、同社には嘱託としても残らないことを明言した。同社では60歳になった月の月末が定年退職日で、65歳までは雇用延長で嘱託としての勤務は可能。しかし、玉川氏はフリーを選択し、今後は他局番組の出演も可能な立場になった。
31日の同番組では、放送終了間際にMCの羽鳥が「今日で玉川さんが定年退職です。明日からは元社員で出演していただきます」と説明。石原良純が「えっ、肩書は」と聞くと、玉川氏も言った。
「元社員でしょうね。羽鳥さんとか、出演者のみなさん、スタッフ、会社の偉い人、で、何より視聴者の皆さんに支えられているから、また、明日からよろしくお願いします。本当に寂しくない定年を迎えられて私は幸せ者だと思っております」
羽鳥がその後、「最後まで最前線の社員でしたね」と振られると、玉川氏は「最後まで平社員でやりましたね。私」と返答。羽鳥から「ちなみに玉川さんの同期は常務になっています」と補足されると、苦笑いを浮かべた。
宮城県出身の玉川氏は、1987年に京都大学大学院を修了し、テレビ朝日に入社。2021年12月24日放送の同局系『徹子の部屋』では、上司の前で「ワイドショーだけはやりたくない」と発言したところ叱責され、ワイドショーに配属されたことを明かした。以降、ワイドショー、情報番組でキャリアを重ね、11年4月の『モーニングバード!』以降はレギュラーコメンテーターとして番組出演。歯に衣着せぬコメントで人気を得たが、昨年9月、安倍晋三元首相の国葬に関する不適切な発言をして謹慎処分を受けた。その後、現場取材のリポーターとして番組に復帰。今年4月からは、再びレギュラーコメンテーターとして連日出演している。