フアン・アーチュレッタ、RIZINバンタム級王座戴冠 扇久保博正に3-0の判定勝ち

RIZINパートの第7試合では、フアン・アーチュレッタ(米国)が扇久保博正(パラエストラ松戸)に3対0の判定勝ちを収め、バンタム級王座戴冠を果たした。

フアン・アーチュレッタ【写真:山口比佐夫】
フアン・アーチュレッタ【写真:山口比佐夫】

緊急発進の扇久保は終了のゴングとともに座り込む

格闘技イベント「シリカ presents 超RIZIN.2 powered by U-NEXT」(30日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)バンタム級(61キロ)タイトルマッチ、RIZIN MMAルール:5分×3R

 RIZINパートの第7試合では、フアン・アーチュレッタ(米国)が扇久保博正(パラエストラ松戸)に3対0の判定勝ちを収め、バンタム級王座戴冠を果たした。

 朝倉海の膝のケガにより緊急参戦した扇久保は昨年大みそかの堀口恭司戦でケガ。今年は療養に専念し9月のフライ級の試合へ向け体を作っている最中だった。対するアーチュレッタは5月に井上直樹に判定勝ちを収め、タイトル戦への切符を手に入れた。

 攻撃ひとつひとつの回転力があるアーチュレッタ。スタートから一気に距離をつめ、扇久保を追い詰めていく。

 1Rは勢いに押され気味な扇久保だったが、2Rに組みの展開になると代名詞でもある「根性」が発動。脇の差し合いのなかで相手をコントロールしかけていた。3Rはバックを取られ、コントロールされる展開が多くなってしまった。

 緊急参戦となった扇久保。終了のゴングが鳴ると、コーナーに寄りかかり座り込む。15分間、全てを出し切ったようだった。

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