鈴木千裕、現Bellatorフェザー級王者を1R・KOの大金星 顔面打ち抜く右ストレートに会場騒然【RIZIN】

RIZINパートの第5試合では鈴木千裕(クロスポイント吉祥寺)がパトリシオ・ピットブル(ブラジル)に1R・KO勝ちを収めた。

パトリシオ・ピットブル(左)に右ストレートを放つ鈴木千裕【写真:山口比佐夫】
パトリシオ・ピットブル(左)に右ストレートを放つ鈴木千裕【写真:山口比佐夫】

下馬評は圧倒的不利

格闘技イベント「シリカ presents 超RIZIN.2 powered by U-NEXT」(30日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)70キロ契約、RIZIN MMAルール:5分×3R

 RIZINパートの第5試合では鈴木千裕(クロスポイント吉祥寺)がパトリシオ・ピットブル(ブラジル)に1R・KO勝ちを収めた。

 今回緊急決定となったこの試合はもうひとつの対抗戦だ。鈴木は6月の北海道大会でクレベル・コイケと対決したばかり。格上である現Bellatorフェザー級王者のパトリシオに挑むことで話題になっていた。

 下馬評は圧倒的不利。鈴木は一切気にしている様子はなく、ゴングと同時に拳をフルスイングしていった。パトリシオは全く打撃を出せていなかった。

 最後はコーナー際に追いつめ、右フック。次に放った左のパンチを空振りするも、次に繰り出した右ストレートでパトリシオの顔面を打ち抜いた。

 正面から受けたパトリシオはそのままマットへ倒れ込み、固まってしまっていた。鈴木の1R・KO勝ちとなった。

 大興奮の鈴木は「前回メチャくやしかったので、やり返しましたよ! 本当にありがとう。今後もついてきてくれ。以上、ありがとうございました!」と会場のファンへ向かってさけんだ。

次のページへ (2/2) 【動画】会場沸かせたKOシーン
1 2
あなたの“気になる”を教えてください