現実にあれば絶対欲しい! 『ドラゴンボール』に登場した便利すぎるアイテムたち

大ヒットバトル漫画『ドラゴンボール(DRAGON BALL)』(作:鳥山明)には、現実世界にあれば誰もが欲しくなるアイテムが多数登場する。今回は、『ドラゴンボール』に登場した夢のようなアイテムたちを紹介しよう。

DRAGON BALL 1(鳥山明/集英社)【画像:(C)バード・スタジオ/集英社】
DRAGON BALL 1(鳥山明/集英社)【画像:(C)バード・スタジオ/集英社】

仙豆が激減した要因はまさかのヤジロベー?

 大ヒットバトル漫画『ドラゴンボール(DRAGON BALL)』(作:鳥山明)には、現実世界にあれば誰もが欲しくなるアイテムが多数登場する。今回は、『ドラゴンボール』に登場した夢のようなアイテムたちを紹介しよう。

 1つ目に紹介するのは、どんなものでも収容できるアイテム「ホイポイカプセル」だ。見た目は小さなカプセル状のアイテムだが、家やバイク、水などあらゆるものを収納し、好きなときに取り出すことができる。どんなに重いものでも自在に持ち運べる便利さから、「これがあればどこでも生きていけそう」「どこでもドアの次に欲しい」などの声が最近でもネット上でスレッドが立てられるなどし、コメントがにぎわいを見せている。

 余談だがこのホイポイカプセル、名称を「ポイポイカプセル」と間違えられることが非常に多い。「ホイポイ」より「ポイポイ」の方が語感が良く、誤って覚えてしまう人が多かったのかもしれない。

 主人公・孫悟空が所有する「筋斗雲」も人気アイテムの1つだ。筋斗雲は雲の形をした乗り物で、自由に空を飛ぶことができるが、心の清らかな人でないと乗れないという人を選ぶ乗り物だ。空を飛べるアイテムは、やはり人間が憧れるロマンの塊。悟空の息子である悟飯が通学に筋斗雲を使用する様子を見て、『ドラゴンボール』連載当時、まねをしてみたいと思った子どもは多かったのではないだろうか。ネット上では最近でも「乗れないかもだけど乗りたい」「座れるからタケコプターより快適そう」などと憧れを抱く人のコメントが見られる。

 最後に紹介するのは、物語の中で何度も登場した「仙豆」だ。1粒食べるだけで10日間は何も食べなくてよくなるスーパーフードで、疲労回復効果もある。さらに、怪我を治す効果もあり、戦闘中に何度も悟空や悟飯の怪我を治す活躍をした。

 便利な効能が複数ある仙豆は、『ドラゴンボール』に出てくるアイテムでも屈指の人気を誇り、SNS上では「元気を出すために仙豆が欲しい」と疲労軽減効果を期待する声もあれば、「献立を考えなくていいから」と仙豆を熱望するユニークな声が今でも見られる。

 ちなみに、仙豆を食べた回数が一番多いキャラは主人公の悟空……ではなく、物語の初期に活躍した「ヤジロベー」の名前が挙げられる。ピッコロ大魔王編でヤジロベーは、大量の仙豆を手でつかみ取って食べていた。このときは壺いっぱいまで数があった仙豆だが、サイヤ人編では数粒しか残っていない。仙豆が突然数を減らした原因については、ヤジロベーが食い尽くしたからではないかともっぱらのうわさだ。ただの空腹を満たすアイテムとして食べたのであれば、非常にもったいない話である。

 溜まった疲れを吹き飛ばせる仙豆や、なんでも簡単に持ち運べるホイポイカプセルなど、『ドラゴンボール』には便利すぎるアイテムが多数存在した。現実では再現不可能な機能があるからこそ、フィクションに登場するアイテムはより一層魅力的に感じるものだ。このアイテムが現実にあったらどう使うだろうか……そのように考えながら漫画を見るのも面白いかもしれない。

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