渡辺華奈、1309日ぶり“凱旋試合”で勝利 ストライカーに徹底したタックル「日本の強さを見せたかった」
BELLATORパートの第3試合では、同級2位の渡辺華奈(FIGHTER'S FLOW)が同級7位のヴィタ・アルテイガ(米国)に判定勝ちを収めた。
ランカー対決を制する
格闘技イベント「シリカ presents 超RIZIN.2 powered by U-NEXT」(30日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)女子フライ級5分×3R
BELLATORパートの第3試合では、同級2位の渡辺華奈(FIGHTER’S FLOW)が同級7位のヴィタ・アルテイガ(米国)に判定勝ちを収めた。
格闘技の聖地・さいたまスーパーアリーナに渡辺が帰ってきた。2019年12月29日以来、1309日ぶりの日本での試合。試合前の会見では、ホームでのコンディション作りに言及し、「いつもよりすごく良い感じ」と爽やかな笑顔を見せていた。
グラップラーとストライカーの対決と見られていたこの対決。渡辺は開始とともに組みつきケージに押し付けた。1分30秒ごろにはバックも取っていた。スタンドでは相手に圧をかけ、ケージを背負わせていたものの、打ち合いでは正面から被弾するシーンもあった。
15分間何度もタックルに入った渡辺。一方のアルテイガはケージを使ってうまく対処。渡辺に隙を与えなかった。
3R終わると渡辺の左目は青く変色。アルテイガのパンチを多く被弾したことをうかがわせた。
試合後、渡辺は「ありがとうございます。シーソーゲームになると思ってました。日本の強さをもっと見せたかったんですけどすみません」と謝罪。今後について「フライ級のベルトを獲って男子のフライ級と二階級、目指したいです」と誓った。
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【動画】15分間何度も中に入る…渡辺華奈のタックル