映画『キングダム 運命の炎』の初日舞台あいさつが28日、都内の劇場で行われ、山崎賢人、吉沢亮、大沢たかお、清野菜名、岡山天音、片岡愛之助、佐藤信介監督も参加した。

　キャスト陣は客席中央の扉から2人ずつ登場。主演と山崎と吉沢は向かい合わせになると、ファンの前で熱いハグを交わし、大歓声が上がった。

　原泰久氏による漫画を原作に、紀元前の中国春秋戦国時代を舞台に、天下の大将軍になる夢を抱く戦災孤児の少年・信と、中華統一を目指す若き王・エイ政（後の秦の始皇帝）の壮大なストーリー。実写映画第3弾となる本作は、「馬陽の戦い」と「紫夏編」を描く。

　吉沢は「これまで1、2とやってきて毎回いろんなイベントをやらせていただいたけど、本作はこれまで以上に番宣をやらせてもらった。スタッフさんの盛り上げてやるっていう熱量を感じた」といい、「僕らも1と2を超えた傑作が生まれたんじゃないかと自信がある。その熱量がちゃんと届けばいい」と呼びかけた。

　タイトルにかけ「運命を感じたこと」を発表する場面では、吉沢は「エイ政をやれたことが（運命）。この作品はお話いただく前から大好きで読んでいた。やるならエイ政をやりたいなって勝手に思っていた」と回想した。

　続けて「そんな中プロデューサーさんが『吉沢くんがいい』と思っているってお話をもらって。でも、そこから1年以上決まるかどうか分からない期間があった」と告白した。その後無事にお目当ての役に決まり、「この作品から成長した。（運命は）『キングダム』に出会えたことですかね」とほほ笑んだ。

※山崎賢人の「崎」の正式表記はたつさき