堀口恭司へ「最近の試合つまんないんじゃない?」 タイトル戦を前に若手・神龍誠が不敵な笑み

格闘家の神龍誠が28日、「シリカ presents 超RIZIN.2 powered by U-NEXT」(30日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)の試合直前会見に出席。BELLATOR初のフライ級タイトルマッチへの出場を前に、対戦相手の堀口恭司への印象などを語った。

会見に出席した神龍誠【写真:ENCOUNT編集部】
会見に出席した神龍誠【写真:ENCOUNT編集部】

4年前の夏に憧れだった相手と対決

 格闘家の神龍誠が28日、「シリカ presents 超RIZIN.2 powered by U-NEXT」(30日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)の試合直前会見に出席。BELLATOR初のフライ級タイトルマッチへの出場を前に、対戦相手の堀口恭司への印象などを語った。

 体調については「いつも通り。はやく試合をやりたいなという感じ」と神龍。世界の堀口について「なんでもできる選手。特に空手の出入りが速いなという印象です」と分析した。

 23歳の神龍が“堀口恭司”を最初に認識したのは小学6年生ごろ。父親に見せられたUFCでの活躍を目にしたことが始まりだ。それでもプロレスラーになることが夢だった神龍にとってはただの「すごい人」だった。

 キャリアをスタートさせた時点での“堀口恭司”は雲の上の存在だった。「最初から戦うとは思っていないんですよね。目の前の一戦を勝つことに必死だったと思う」と振り返る。

 ファイターとして“戦う”ことを意識したのは、4年前の夏。東京・台場で開催のイベント「ようこそ!! ワンガン夏祭り THE ODAIBA 2019」のコーナーで堀口のミットを持ったときだったという。

「お台場でミットを持ったときにジェラシーしたのを覚えているから、たぶんその時ぐらいからなんですよね。DEEPのチャンピオンとしてミットを持ったんですけど、僕に気づいてくれる人(ファン)はほとんどいなくて、でも堀口選手はキャーキャー言われてて、『すごいんだな、絶対俺もこうなりたい』って思いました」

 目標だった堀口。勝てるという確信は、1年前の「CFFCのベルトを獲るあたり」から沸いてきた。対戦機運が高まり堀口へ「殺してやるよ」と発言。これに堀口から「試合内容がつまらない」から過激な発言をすると苦言を呈された。

 神龍はキャリア12戦目まで全て判定決着。現在10連勝中だが、直近の2試合ではアグレッシブに攻め、派手な技で一本勝ちを収めている。

 その結果に触れながら「はっきり言うと、ここ最近がたぶん面白いですよ(笑)。試合がアグレッシブになってるし。それで言うと堀口選手の方が最近の試合つまんないんじゃないの?」と鼻で笑った。

次のページへ (2/2) 【写真】堀口恭司&神龍誠、4年前の2ショット
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