『キングダム』最新作、シリーズ1位の好発進 山崎賢人が感謝「自分の力だけでは立てていない」
映画『キングダム 運命の炎』の初日舞台あいさつが28日に都内で行われ、山崎賢人、吉沢亮、大沢たかおらが参加した。
信役に「隊長と呼ばれるのがうれしかった」
映画『キングダム 運命の炎』の初日舞台あいさつが28日に都内で行われ、山崎賢人、吉沢亮、大沢たかおらが参加した。
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原泰久氏による漫画を原作に、紀元前の中国春秋戦国時代を舞台に、天下の大将軍になる夢を抱く戦災孤児の少年・信と、中華統一を目指す若き王・エイ政(後の秦の始皇帝)の壮大なストーリー。2019年に第1弾、22年に第2弾が公開された。
第3弾となる本作は、超大国・趙(ちょう)の侵略を迎え撃つべく信と王騎が初めて同じ戦場に立つ「馬陽の戦い」、エイ政の知られざる過去が明らかなる原作屈指の感動エピソード「紫夏編」を描く。
上映館は全国で510館。28日午後3時時点で、前々作の『キングダム』(2019年4月19日公開・興行収入57億3000万円)対比175%、前作の『キングダム2 遥かなる大地へ』(22年7月15日公開・興行収入51億6000万円)対比124%となり、シリーズ史上1位となる好スタートを切った。
封切りの日を迎え、主演の山崎は「初日を迎えられてうれしく思います。いざ、この日が来たら、あっと言う間だった」とあいさつ。『キングダム』と信という役に出会えたことは“運命”といい、「自分自身の人生と照らし合わせられる役はなかなかない。『キングダム』と信にかなり力をもらっている」と愛を語った。
劇中、信は「飛信隊」の隊長として躍動するが、「隊長と呼ばれるのがうれしかった。信をずっと演じてきて、何もない少年が隊長になってすごくうれしかったですね」としみじみ。「信がみんなに支えられて隊長として突き進んでいける。自分も、自分だけの力ではここに立てない」と感謝を伝えた。
舞台あいさつには、清野菜名、岡山天音、片岡愛之助、佐藤信介監督も参加した。
※山崎賢人の「崎」の正式表記はたつさき