秋元康氏が監修の25歳以上オーディション 元大手企業社員ら12人が最終候補に
作詞家・秋元康氏が監修を務める「昭和歌謡・昭和POPS リバイバルプロジェクト」記者会見が25日、都内で行われた。同プロジェクトはavex group、ジャパンミュージックエンターテインメント、Y&N brothersによる男性グループオーディションプロジェクト。現在、12人にまで絞られた最終候補者は、デビューに向けて新たな戦いに挑む。
寺田真二郎、「二刀流で人気に」と意気込み
作詞家・秋元康氏が監修を務める「昭和歌謡・昭和POPS リバイバルプロジェクト」記者会見が25日、都内で行われた。同プロジェクトはavex group、ジャパンミュージックエンターテインメント、Y&N brothersによる男性グループオーディションプロジェクト。現在、12人にまで絞られた最終候補者は、デビューに向けて新たな戦いに挑む。
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同プロジェクトは大衆に愛されていた昭和歌謡を令和の時代にリバイバルさせ、日本を元気にさせるべく立ち上げられた。オーディションでは25歳以上の男性のみを対象にして募集をしたところ、3000人以上の応募が集まった。歌唱のほかにも自己アピールや一芸、握手会審査、笑顔審査など、多岐にわたるオーディションを経て、現在に至る。
最終候補者は料理研究家の寺田真二郎、元Jリーガーの青山隼、元SOLIDEMO(ボーカルグループ)の向山毅のほか、大手企業サラリーマンや現役看護師、トラック運転手など、さまざまなバックグラウンドを持つ。彼らは、昭和歌謡(ムード歌謡)を歌うアダルティな「SHOW-WA(ショウワ)」Aチームと昭和(平成)ポップスを歌うお祭りのような「MATSURI」(マツリ)Bチームの2グループに分かれ、メジャーデビューに向けて競う。デビューは2024年元旦を予定している。
会見で寺田は「来月に40歳を迎えるにあたり、『どうしようかな』と考えまして、10代からの夢だった歌とダンスにチャレンジしたいと思いました。40歳からでも夢を追いかけられる。身をもってそれを体現していきたいと思っています」と明かし、「合格したら二刀流で考えています。この活動で料理のことを知っていただけるかもしれませんし、料理のファンの方がこのグループを知っていただければ盛り上がるといいんじゃないかな。相乗効果で人気になっていきたいです」と意気込みを語った。
大手企業のサラリーマンとして働いていた塩田将己は「僕は大学生のときに受けたオーディションで優勝したことがあります。その後、就職してしまったんですが、サラリーマンを続けながら歌をやっていました。今回ラストチャンスだと思って挑戦しました」とオーディションに挑戦した経緯を説明。さらに、「安定のレールに乗っていたので、このままいけばご飯を食べられたけど、親の反対も押し切って歌手を決めました」と鼻息を荒くしながらも、晴れやかな表情で語っていた。