海外の総合格闘技イベントで衝撃の珍事が起きた。エクアドル人ファイターがケージに入場するや飛び跳ねながら、パフォーマンスしたが着地の際に膝を痛めたようで、急遽転倒。試合を欠場するという事態となった。

　前代未聞の“試合前KO”だ。21日に行われた総合格闘技イベント「FFC」でのフェザー級王座決定戦での出来事。

　ミゲール・グリハルバ（エクアドル）とマルティン・モリネド（ペルー）の試合で、グリハルバはオクタゴンに入ると、飛び跳ねるようなウォーミングアップを始めた。

　だが次の瞬間だ。着地の際に右ひざを痛めた。そのまま苦悶の表情で倒れ込んだ。頭を抱え、ドクターの治療を受けるグリハルバ。肩を借りながら、オクタゴンを後にするしかなかった。試合前のまさかのアクシデントだった。

　衝撃的なシーンは広く拡散され、ファンからは「オウンゴールの最高峰」「こんなKOシーンのリプレイ見たことない」「着地のとき、膝が完全に伸びてたから靭帯にダメージかな？」「とにかく初めて見たかも、入場KO」などと仰天する声が上がっている。