Jr.EXILEの5グループが“世界”意識のバトルライブ タイからもアーティストも参加でアジアに情報発信
大手芸能事務所LDH所属のJr.EXILEと呼ばれる5グループよるライブ『BATTLE OF TOKYO ~CODE OF Jr.EXILE~』(BOT)初日公演が21日、さいたま市のさいたまスーパーアリーナで開催された。音楽、小説、アニメーションなどをクロスオーバーして展開されるプロジェクトで、2019年、22年に続く3回目。1年ぶりとなる今回は、前回と同じくGENERATIONS、THE RAMPAGE、FANTASTICS、BALLISTIK BOYZ、PSYCHIC FEVERの計45人が集結した。さらには、BALLISTIK BOYZとPSYCHIC FEVERが武者修行したタイからも、F.HERO、DVIら5アーティストの計17人が参加した。
さいたまスーパーアリーナで『BATTLE OF TOKYO ~CODE OF Jr.EXILE~』初日公演
大手芸能事務所LDH所属のJr.EXILEと呼ばれる5グループよるライブ『BATTLE OF TOKYO ~CODE OF Jr.EXILE~』(BOT)初日公演が21日、さいたま市のさいたまスーパーアリーナで開催された。音楽、小説、アニメーションなどをクロスオーバーして展開されるプロジェクトで、2019年、22年に続く3回目。1年ぶりとなる今回は、前回と同じくGENERATIONS、THE RAMPAGE、FANTASTICS、BALLISTIK BOYZ、PSYCHIC FEVERの計45人が集結した。さらには、BALLISTIK BOYZとPSYCHIC FEVERが武者修行したタイからも、F.HERO、DVIら5アーティストの計17人が参加した。
定刻の午後6時になり、ステージにはキツネの面を被った5人のパフォーマーが登場した。盆踊り風の振りでステージを練り歩き、会場は「夏祭り」の様相になった。
その後は一転、会場は瞬く間に宇宙空間を思わせる雰囲気に。設定は「年に1度、アストロパークで開催されるショーイベント『流星祭り』」。今年6月13日に発売された小説『BATTLE OF TOKYO vol.5』の内容も演出に入れ込まれ、1曲目は5グループで『24WORLD』を披露した。
早速、観客を魅了した45人だが、“BATTLE”の言葉通り、それぞれが他のグループと戦っていた。ライブ前、取材に応じたBALLISTIK BOYZの砂田将宏は「パワーアップして戻ってきました。先輩方に成長した姿を見てほしいです」と話した。5グループでは活動歴が最も長いデビュー10年のGENERATIONS・佐野玲於も言った。
「LDHは夢をつないで新陳代謝を繰り返す事務所。そのことによって、僕らより下のグループだけでライブができる。ここが若い人にも夢を与えられる場所になったらいいし、EXILE系グループ、『やっぱ、いいね』と思ってもらいたいです」
そして、PSYCHIC FEVERの中西椋雅も世界を見据えて言った。
「僕はBOTのプロジェクトが『世界に発信していくことが目的』と聞いています。今日は僕らが半年間活動したタイからも、グループが参加しています。タイでは誰もが知るグループばかりで、このライブに参加することが(現地で)ニュースになり、今日のこともアジアに発信されます。それは本当に楽しみです」
世界を意識した動きの1つとして、今月15日にはTBS系特番『音楽の日2023』で、所属事務所の垣根を越えたダンスコラボが実現した。GENERATIONSの一員として、この場に参加していた佐野は実感を込めて言った。
「すごくありがたい機会でした。とても刺激を受けたし、『ライバルが増えたな』と思いました。だからこそ、『自分たち一番目立ちたい』という気持ちになりました。またやりたいですね。これをこのまま海外に持っていくと、日本のエンタメが世界に行けるチャンスになると思いますので」
中西の言葉通り、BOTは海外も含めてファン拡大を目指したプロジェクト。『音楽の日』で日本ボーイズグループがハイスキルとパワーを証明したことを追い風に、LDHの若手グループも束になって世界を目指す。