山口智子、27年ぶり実写映画出演の決め手は“佐藤浩市”「ラブですから」

俳優の山口智子が19日、都内で行われた映画『春に散る』(8月25日公開)の完成披露試写会舞台あいさつに出席。27年ぶりの実写映画となった山口は、出演を決めた理由を明かした。

舞台あいさつに参加した山口智子【写真:ENCOUNT編集部】
舞台あいさつに参加した山口智子【写真:ENCOUNT編集部】

映画『春に散る』の完成披露試写会舞台あいさつに出席

 俳優の山口智子が19日、都内で行われた映画『春に散る』(8月25日公開)の完成披露試写会舞台あいさつに出席。27年ぶりの実写映画となった山口は、出演を決めた理由を明かした。

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 理由を問われた山口は「それはもちろん浩市さんラブですから」と共演者に佐藤浩市が名を連ねていたことと明かし、「自分で言って恥ずかしい(笑)。浩市さんは俳優としてすっごい尊敬していて大好き。浩市さんとは絶対ご一緒したかったので、幸せでした」とほほ笑んだ。

 山口が演じたのは、佐藤扮(ふん)する元ボクサーの広岡仁一がかつて所属していたジムの会長・令子。「青春時代、仁一にほのかな恋心を持っていて、ラブっていうハートで見ていた。自分の感情と重なりながら……」と説明した。

 ボクシングジムの会長役だったが、山口は「なに一つボクシングについてわからない、ゼロ以下。どうして男たちはボクシングに熱くなるのか意味が全くわからないってところから始まった」と包み隠さず打ち明けた。演じながら「ボクシングの世界が命あるもの全部につながっていることに通じる話なんだと発見した」といい、「みなさんも発見があると思う」と呼びかけた。

『深夜特急』三部作をはじめ、数々のベストセラーを手がけた沢木耕太郎氏による同名小説が原作。40年ぶりに帰国した元ボクサーの広岡仁一と、不公平な判定で負けて心が折れていたボクサーの黒木翔吾が出会い、2人で世界チャンピオンを目指す姿を描く。

 舞台あいさつにはダブル主演を務めた佐藤、横浜流星のほか橋本環奈、瀬々敬久監督も参加。なお、登壇予定だった窪田正孝は体調不良のため欠席した。

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