横浜流星、ボクシングは元世界チャンピオンから手ほどき 山口智子「輝きが本物だった」

俳優の横浜流星が19日、都内で行われた映画『春に散る』(8月25日公開)の完成披露試写会舞台あいさつに出席。本作で挑んだボクシングシーンについて語った。

舞台あいさつに登場した横浜流星【写真:ENCOUNT編集部】
舞台あいさつに登場した横浜流星【写真:ENCOUNT編集部】

見どころは本格的なボクシングシーン

 俳優の横浜流星が19日、都内で行われた映画『春に散る』(8月25日公開)の完成披露試写会舞台あいさつに出席。本作で挑んだボクシングシーンについて語った。

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『深夜特急』三部作をはじめ、数々のベストセラーを手がけた沢木耕太郎氏による同名小説が原作。40年ぶりに帰国した元ボクサーの広岡仁一と、不公平な判定で負けて心が折れていたボクサーの黒木翔吾が出会い、2人で世界チャンピオンを目指す姿を描く。

 本格的なボクシングシーンが見どころの一つ。横浜は2022年4月からボクサーの役作りを開始し、映画『ケイコ 目を澄ませて』などでボクシング指導を担当した松浦慎一郎や、元世界チャンピオンの内山高志氏から手ほどきを受けた。

 横浜は「内山さんにミット持ってもらって、カットの仕方も教えてもらった。それを2回くらい。まぁぜいたくな時間ですよ、プロの方に見てもらえるなんて。この時間は無駄にはしないっていう思いで挑んだ。すごく幸せな時間でした」と回想。また、「自分も格闘家を目指していたので、敬意は絶対持たないといけない。失礼のないようにという思いはあった」と気を引き締めて臨んだという。

 ボクシングの試合シーンについて、横浜は「集中力を保つのが大変ですよね。1から5ラウンドは1日目……みたいに」と苦労を明かすも「周りの人や、エキストラのみなさんが毎回応援してくれて、カットかかると拍手してくれるので活力になった」と感謝。続けて、「(窪田正孝が演じる世界チャンピオンの)中西に負けたくない、窪田くんに負けたくないって気持ちが表に出過ぎました」と振り返った。

 佐藤は、“セコンド”として横浜の試合を見守っており「2人の負けたくない気持ち、真剣なんだっていう気持ちが前のめりに出ていた」といい、山口智子も「輝きが本物だった」と絶賛。瀬々敬久監督も「ファーストカットがあまりにも攻撃が早くてカットかけられなかった。本当にすいませんでした。そのくらい迫真だった」と横浜の体を張った演技に称賛を送った。

 舞台あいさつにはそのほか、橋本環奈も参加。なお、登壇予定だった窪田正孝は体調不良のため欠席した。

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