ジャニーズ事務所、性加害疑惑について記者会見を明言「誰が登壇するかは調整中」

ジャニーズ事務所は18日、公式サイトを更新し、故ジャニー喜多川前社長による性加害疑惑について、第三者による「外部専門家による再発防止特別チーム」の調査結果後、同チームからの提言を受けて記者会見を行うことを発表した。

ジャニーズ事務所【写真:ENCOUNT編集部】
ジャニーズ事務所【写真:ENCOUNT編集部】

「外部専門家による再発防止特別チーム」提言後に会見、時期は不明

 ジャニーズ事務所は18日、公式サイトを更新し、故ジャニー喜多川前社長による性加害疑惑について、第三者による「外部専門家による再発防止特別チーム」の調査結果後、同チームからの提言を受けて記者会見を行うことを発表した。

 元ジャニーズJr.の告白や会見などで一連の問題が波紋を呼んだ後、ジャニーズ事務所は5月14日、藤島ジュリー景子社長が公式サイトで「深くおわび申し上げる」などと謝罪し、同事務所としての公式見解を示した。その上で再発防止に取り組むことを強調。「外部専門家による再発防止特別チーム」が結成された。同チームは6月12日、都内で記者会見し、座長を務める元検事総長の林真琴弁護士、精神科医の飛鳥井望氏が出席。林氏は「私はこういった問題は非常に深刻な問題だなと。それまでのメディア報道で事実が明らかになってからそのように感じていました」などとコメントした。

 その時点で調査が始まっており、現役タレント、同事務所OBらで被害を訴える人物からの聴取、これまでの事務所の対応なども検証していくと宣言。そして、今回、同事務所は公式サイトで「先ごろ、本チームより、その調査内容をより深めるため、本チームへの情報提供を目的とした『専用窓口』を開設する旨の連絡がございました」と報告し、「故ジャニー喜多川氏による性加害行為に関する情報」「ジャニーズ事務所内における性加害行為に関する情報」を提供する専用窓口を開設。18日から運用を開始すると発表した。

 さらに「弊社といたしましては、本チームからの提言を受けた上での今後の対応に関して記者会見を行う予定でおります」と記した。実現すれば、一連の問題について、ジャニーズ事務所として初めての会見になる。一方で、同事務所はENCOUNTの取材に「提言を受けてからになりますので、時期は不明です。誰が登壇するかは決まっておらず、調整中です」とし、現段階で藤島社長が登壇するかは明言しなかった。

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