『君たちはどう生きるか』公開4日で観客動員135万人、興収21.4億円を突破 異例の宣伝なし話題作
スタジオジブリ取締役で映画監督・宮﨑駿さんの10年ぶりとなる最新作『君たちはどう生きるか』(製作:スタジオジブリ)が14日からIMAX同時公開された。公開4日間(7月14日~17日)で観客動員135万人、興行収入21.4億円を突破したことが18日に発表された。
7月14日からIMAX同時公開
スタジオジブリ取締役で映画監督・宮﨑駿さんの10年ぶりとなる最新作『君たちはどう生きるか』(製作:スタジオジブリ)が14日からIMAX同時公開された。公開4日間(7月14日~17日)で観客動員135万人、興行収入21.4億円を突破したことが18日に発表された。
2013年7月20日公開の前作『風立ちぬ』との興行収入対比では150%を超える好発進となっている。
同作は、事前の宣伝素材がポスター1種類のみ。予告動画など、宣伝らしい宣伝がない状態で公開日を迎えていた。
シンガー・ソングライターの米津玄師は、公開日の14日に自身のツイッターで主題歌『地球儀』の提供を報告。「お話を頂いたのはもう4年ほど前のことです。一番最初は驚愕すると同時に『何故自分なのか』と困惑しました」とオファーに驚いたという。
きっかけは、宮﨑監督が米津プロデュースの楽曲『パプリカ』を聴いたことから白羽の矢が立った。「5冊分にもなる重たい絵コンテを頂き、宮﨑さんから説明を受け、恐る恐る作曲に取り掛かりました。今や遥か遠い昔の出来事のように感じています」と振り返った。
主題歌についても「『君たちはどう生きるか』の為の曲であり、わたしが今まで宮﨑さんから受けとったものをお返しする為の曲でもあります。今まで映画を作り続けてくれてありがとうございました。そしてこれからもずっと作り続けてください」とつづっていた。
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【写真】ジャケットは映画『君たちはどう生きるか』のレイアウト原画から抜粋