NHK高瀬耕造アナ、次期朝ドラ『ブギウギ』で語り「夢にも思いませんでした」

NHK大阪放送局の高瀬耕造アナウンサーが18日、俳優の趣里がヒロインを務める2023年度後期のNHK連続テレビ小説『ブギウギ』で語りを担当することが発表された。併せて、メインビジュアルが完成したことが分かった。

『ブギウギ』で語りを務める高瀬耕造アナウンサー【写真:(C)NHK】
『ブギウギ』で語りを務める高瀬耕造アナウンサー【写真:(C)NHK】

趣里がヒロインを務める

 NHK大阪放送局の高瀬耕造アナウンサーが18日、俳優の趣里がヒロインを務める2023年度後期のNHK連続テレビ小説『ブギウギ』で語りを担当することが発表された。併せて、メインビジュアルが完成したことが分かった。

 本作は、大阪の下町の銭湯の看板娘として育つ花田鈴子(趣里)がヒロイン。小さな頃から歌って踊るのが大好きで、道頓堀にある梅丸少女歌劇団(USK)に入団する。やがて、歌の才能を発揮し始めた鈴子は、歌手の道を歩み始め、戦後のスターとなっていく生涯を描く。実在の人物である笠置シヅ子さん(1914~85年)をモデルに、波瀾万丈の物語をフィクションとして大胆に再構成する。

 そんな本作の語りを、NHK大阪放送局の高瀬アナが務める。高瀬アナは、「長く朝ドラを応援してきましたが、まさか自分が本編ナレーションを担当する日が来るとは夢にも思いませんでした。ファンとして“越えてはならない一線”を越えるようでドキドキしていますが、毎朝楽しみにしている皆さんと一緒に温かく見守りたいと思います」とコメント。

 続けて、「ここだけの話、ブギウギの台本を読んで何度も泣きました。ヒロイン鈴子を演じる趣里さんはじめ、キャストの皆さんによってどんなすてきな朝ドラになるのか、今からワクワクしています!」と興奮を明かした。

 また、メインビジュアルが完成。テーマは「音が聞こえてくる」。戦後の日本、人々を明るく照らすヒロイン・鈴子が、象徴的に長屋前で踊り、歌っている。魚を焼く音、子どもたちが遊ぶ音、豆腐屋の笛、赤ちゃんをあやすでんでん太鼓、布団を叩く音……人々が生活の中で奏でる音が、鈴子の歌と踊りと合わさって、まるで楽しい音楽が聞こえてくるかのようなデザインとなっている。

 撮影の浅田政志さんは、「大掛かりな撮影だったので、朝からとても緊張していました。しかし、趣里さんの太陽のような明るい表情とパワフルなポージングを目の当たりにして、緊張が遥か彼方に飛んでいきました。大勢のスタッフの皆さんと一体感を持って作り上げた渾身の1枚です! ポスターを見てみなさんの心の中にブギウギのメロディーが流れたらうれしいです」とコメント。

 また、劇中では多数の舞台シーンが登場。ステージを彩る音楽と演出に、歌劇のプロフェッショナルが参加し、歌劇音楽を甲斐正人さんが、舞台演出を荻田浩一さんが担当する。

次のページへ (2/2) 【写真】躍動感あふれる『ブギウギ』メインビジュアル
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