太田光、誹謗中傷がなくならない原因を分析「人類はここまで落ちたか。人間が卑怯になった」
お笑いコンビ・爆笑問題の太田光が16日放送のTBS系『サンデー・ジャポン』(日曜午前9時54分)に出演。12日にタレントのryuchellさん(りゅうちぇる、本名・比嘉龍二=ひが・りゅうじ)が死去したことを受け、問題視されている誹謗中傷に持論を展開した。
ryuchellさんは、この日の『サンデー・ジャポン』に出演予定だった
お笑いコンビ・爆笑問題の太田光が16日放送のTBS系『サンデー・ジャポン』(日曜午前9時54分)に出演。12日にタレントのryuchellさん(りゅうちぇる、本名・比嘉龍二=ひが・りゅうじ)が死去したことを受け、問題視されている誹謗中傷に持論を展開した。
生前、ryuchellさんは同番組に何度も出演し、自身の意見を発信していた。この日も、ゲストで出演予定する予定だった。スタジオでは、ryuchellさんが誹謗中傷に悩んでいたことについて、ゲストが議論を繰り広げた。
太田は「世の中が不快ですよね。成功しているように見える人でも、みんな自分の居場所を探している。立派な哲学者でも、答えを見つけた人は誰もいないですよ。頭のいい人であればあるほど、見つからないまま過ごしていく。前提として、世の中が生きづらい。誰かにぶつけたい気持ちもわかるけど、みんな不快な思いをしている」と話した。
今後については「条例とか考え方をあらゆる方向で進んでいくものだと思う。ここまで匿名で人に悪意をぶつけるっていう……。俺は、常々思っているんだけど人類はここまで落ちたっていうか、今が一番人間が卑怯になったと思っているんです。この次の世代やZ世代の後の世代は、親を見てあんな風にはしたくないって思ってて、だんだん改善されていくんだけど。やっぱり言葉は言霊だから」と言及した。