「こんなヤツにいてほしい!」 主人公に忠誠を誓う最高の右腕キャラ3選
漫画のキャラには、二枚目キャラやギャグシーンを盛り上げる三枚目キャラなど主人公以外にも多様なポジションがあり、ストーリーに必要不可欠な存在だ。なかには、主人公と強い絆で結ばれ、右腕的存在として大活躍するキャラもいる。もし、現実世界にそんなキャラがいたら、どれほど頼もしいだろうか。この記事では漫画に登場する、人気の右腕キャラを紹介していこう。
何かをきっかけに主人公を支える決意をしたキャラたち
漫画のキャラには、二枚目キャラやギャグシーンを盛り上げる三枚目キャラなど主人公以外にも多様なポジションがあり、ストーリーに必要不可欠な存在だ。なかには、主人公と強い絆で結ばれ、右腕的存在として大活躍するキャラもいる。もし、現実世界にそんなキャラがいたら、どれほど頼もしいだろうか。この記事では漫画に登場する、人気の右腕キャラを紹介していこう。
『ONE PIECE』(作:尾田栄一郎)のロロノア・ゾロは、主人公のモンキー・D・ルフィに対して強い忠誠心があるキャラだ。ゾロはルフィの右腕として作中で活躍する剣士である。自身も世界一の剣豪を目指し、常に修行に励んでいる。作中では、逆境を好む一面から、強敵とのバトルシーンが多い。
ゾロのセリフを振り返ると、ルフィに対して揺るがない忠誠心が垣間見ることができる。スリラーバーク編では、王下七武海のバーソロミュー・くまに向かって「ルフィは海賊王になる男だ」と一言。くまがルフィの首を海軍に持って帰ろうとしたが、ゾロが自分の首を交換条件にルフィを守ろうとしたときのセリフだ。
また、ルフィとけんかをして一味を抜けたウソップを、皆が簡単に再び迎え入れようとした際には、メンバーに対して「いざってときにコイツを立てられねェような奴は一味にゃいねェ方がいい……!! 船長が威厳を失った一味は、必ず崩壊する!!」と厳しく律する。読者からも「そりゃ船長も全幅の信頼を置くわ」「戦闘力については船長からの信頼がめっちゃ厚い」と称賛の声が上がっている。
2004年から12年まで『週刊少年ジャンプ』で連載されていた『家庭教師ヒットマンREBORN!』(作:天野明)に登場したヒットマン・獄寺隼人も主人公のツナ(沢田綱吉)に強い忠誠心を持っている。ツナは、イタリアンマフィア「ボンゴレファミリー」の10代目ボス候補だが、連載当初の獄寺は「10代目に相応しいのはこのオレだ!!」とツナをボス候補として認めなかった。
そんな獄寺はツナに戦いを挑むも敗北し、ダイナマイトで自害しようとする。しかし、ツナが身をていして阻止することで、「10代目!! あなたについていきます!! なんなりと申しつけください!!」と態度を一変させた。
最初はツナと敵対していたが、右腕として忠誠を誓った獄寺に対しファンは「憎めない」「10代目への忠誠心、仲間想いなところ全て尊敬してます」と、ネットでは高評価だ。
名作『幽☆遊☆白書』(作:冨樫義博)に登場した桑原和真も、そばにいてほしいキャラの1人だ。作中では明るい性格に描かれた、ムードメーカー的存在。仲間の飛影からは「つぶれた顔」と呼ばれ、ギャグ要素としてイジられる三枚目キャラでもある。
連載当初、桑原は同級生でもある主人公・浦飯幽助をライバル視していた。しかし、幽助と行動し、戦いをともに乗り越えていくうちに、熱い友情が芽生え、幽助の右腕的存在となっていく。
魔界統一トーナメント編で、魔界へ向かう幽助に対して「浦飯……俺も実は同じだ……ただ二者択一で選んだ道が違ってるだけだ。絶対生きて帰って来いよ……オレ絶対、受かるからよ。自慢するからな」と激励する。桑原自身も受験に向けて猛勉強し、幽助が魔界から無事に帰ってくるように鼓舞する名シーンだ。
魔界の扉編では、仙水忍との戦いで命を落とした幽助を見て、桑原は悲しみをこらえながら、力では圧倒的に不利な仙水に立ち向かった。幽助との強い絆を垣間見ることができる仙水との戦闘シーンに、ファンからは「男・桑原かっこいい」「大人になってわかる桑原のかっこよさ」といった声が上がっている。
現実世界でも、紹介したキャラのような人がそばにいてくれたら、どれだけ頼もしいだろうか。紹介したキャラ以外にも、傍にいてほしい右腕キャラは多数存在する。自分だけの最高の右腕を漫画で探すのも面白いだろう。
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