お笑いコンビ・NON STYLEの井上裕介が都内で行われたMCを務めるYouTube番組『これができたら当たるんです！』の収録に臨んだ。収録後、取材に応じると番組の魅力とともに、夫婦生活について明かした。

　オートレースをロトくじ感覚で体験できる「当たるんです」のアプリリニューアルを記念して、8月11日より配信がスタートする同番組。毎回ゲストが9個のゲームの中から、自身が得意と思う3つのゲームにチャレンジし、結果によって「当たるんです」の購入口数が決まるゲームバラエティーだ。番組後半では、「当たるんです」を実際に体験し、見事大当たりとなれば賞金獲得でギャラアップとなる。

　収録を終えた井上は、「公営競技に詳しい人も詳しくない人も一緒に楽しめるアプリなので、楽屋でみんなでできますよね」とアプリの魅力を語った。

　今回、MCとしてのレギュラー出演を収録当日に知ったそうで、「“吉本あるある”なんですけど、本社で行われてることってあんまり把握してないんで。だから、現場に来てこんな取材があるのを初めて知りましたし、道理で『ジャケットで来い』とだけは言われてたんですよ」と明かした。

　現在は公営競技を「広く浅く」楽しんでいるそうだが、かつては大ハマりした過去もあった。

「昔、競馬だったと思いますけど、元カノの名字の人が2人で出たんですよ。その馬券を100円買ったら当たって、10万円ぐらいになったんですよ。21歳ぐらいのときやったし、大金じゃないですか。そっから楽しさにどっぷり浸かった感じですね。どちらかというとパチンコ、パチスロが好きなので、そっちに行くことは多いんですけど」

　2022年9月には、一回り以上年下の一般女性との結婚を発表。妻とも公営競技を楽しむことがたまにあり、「休みの日に嫁とご飯を食べに行ったときに、お店に置いてある新聞を見て馬券とか買ってみようってやるんですよ。奥さんに『どれが来そう？』みたいに聞いて、奥さんが言ったのを買うことがあります。で、それが結構当たるんですよ」と、妻の“運の強さ”に驚くという。

　自身が当たった際はテンションも上がり、「やっぱり家でのドヤ顔が止まらなくなるんで、負けたくないんです」と笑う。少額で競技を楽しむことが多いとしながらも、「100円でもね、賭けてる分、当てたいじゃないですか。嫁との勝負ってなると、負けたら悔しい思いするんで」と、負けず嫌いな一面ものぞかせた。

　これまでの人生で最も幸運だったことを聞くと、「M-1グランプリじゃないですか。結果論ですけど、トップバッターを引かなかった。7番目という順番を引いたっていうのが、優勝には大きくつながったんでしょう」と明かした。続けて、「嫁もそうで、たまたま立ち寄ったコンビニで出会ったんで、それも運があったんでしょうね」と、人生のターニングポイントをしみじみと振り返った。

　今回のアプリ「当たるんです」は、当日開催されているオートレースのうち、対象レース（例：8×8×8×8＝4096通り）のゴール着番を抽選番号で全通り配布するゲーム。配布した抽選番号と対象レースの1着が全て一致した場合、当選になる。抽選番号は完全ランダムのため、オートレースの知識不要で誰でも楽しむことができる。

　そんなアプリの特徴を挙げながら、「今までも嫁に好きな番号を言ってもらって、それを買うことはしていたので、それと同じ感覚じゃないですか。だから今回のアプリで、嫁とどっちがいい結果か勝負、みたいな楽しみ方をしてみたいですね」と、新たな夫婦生活の楽しみ方に期待を寄せた。